杖の種類-C字型・T字型・L字型

歩行杖には、C字型、T字型、L字型といった種類があります。
そのほかに、松葉杖やロフストランド杖、多脚杖などがありますが、ここでは「C字型」「T字型」「L字型」の3種類について説明いたします。

C字型の杖は、グリップ部分(杖を握る部分)がCの字になっています。傘の柄のような形状をした杖です。
C字型杖は、体重をかけると杖がたわんでしまうことがあります。
体重をかけるのには向いていませんので、歩行補助として使う場合は、T字型の杖が一般的には使用されています。

T字型杖は、杖を握るときに人差し指と中指の間に杖の支柱(シャフト)をはさんで使用します。
グリップの太さの違いや軽量化されたのもなど、様々な種類があります。
小柄な女性が使用する時には、ややグリップが細く、握りやすい物が良いでしょう。

また、杖は軽ければよいというものではなく、ある程度重量があった方が杖をふり出しやすいという方もいらっしゃいます。
数種類の杖を試してみて、適度な重さの杖を選択させるとよいでしょう。

L字型(オフセット型)杖は、グリップを握ったときシャフトが指にジャマにならないのが特徴の杖です。
支柱(シャフト)をはさまないでグリップを握るほうが、T字杖より安定して歩く事ができる人もいます。
そのような方にはL字型杖をオススメします。
T字型にくらべて、やや重くなる傾向があり、ほとんどの場合、多点杖・四点杖のグリップとして使われています。

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