階段昇降機の選び方
足腰が弱くなり、階段をつかっての昇り降りが難しくなった方のために、階段の昇り降りをお手伝いするのが階段昇降機です。椅子型で座ったままの状態で、簡単・安全に階段を昇り降りすることができます。
ホームエレベーターと違い、後付けが簡単にできます。万が一の場合も閉じ込められたりしないので安心ですね。
どんな階段に設置できるのか、気になるところだと思います。ただ「階段」といっても、直線階段、L字階段、コの字階段などさまざまな種類がありますものね。
階段昇降機の取り付けができる条件は?
階段幅は75cm以上
階段幅が75cm以上の階段であれば、ほどんどの場合設置可能です。
ただ、手すりがある場合や、曲線型階段昇降機の場合などは、75cmでも設置が難しい場合や、手すりを撤去していただく場合がございます。
階段幅75cm以上はあくまでも目安です。
使用者が乗降可能かどうか
階段昇降機の座面高さは約50~60cmあります。使用者が乗降可能か確認する必要があります。
椅子が90度回転するタイプや水平移動が可能なタイプもありますので、より安全に使用する事を希望する場合は、それらをえらびましょう。
階段が昇降機の取付に耐えうる構造をしているか
安全に耐えられる構造が必要です。
住宅の構造強度が低下している場合は、補強工事が必要になります。
昇降機のレールは階段一段分廊下に突き出します。
動線の邪魔にならないかの確認も必要ですね。レールの端部が折り上げ可能の機種もあります。
住宅の構造強度などがご不安な方、是非一度お問い合わせください。
階段昇降機のタイプ
その名の通り、まっすぐな階段に設置できます。
大体の費用は直線型レール長さ5メートルで約60万円前後です。
材料や長さによっても変わってきますので、目やすとしてお考えください。
曲がった階段に設置できます。
L字型やコの字型になっている階段です。外回り・内回りなど様々な階段の形状に対応できます。
大体の費用は屋外型レール長さ6メートルで約100万円前後。
曲線型は長さ、階段の形状によっても費用が変わってくるので、一概にこの金額!という金額がお出しできません。
プラスのオプションや、レールの長さ、階段の計上によって金額は前後いたします。目やすとしてお考えください。
過酷な天候にも対応している屋外型。
強い雨風にさらされても大丈夫なように、防塵、防滴加工をしたり、
使用しないとき、雨風、ほこりなどから本体を守る専用のカバーがついているものもあります。
よくある質問
設置後も階段は使用できるのでしょうか?
はい、使用できます。
せっかく階段昇降機を設置したのに、階段を普通に使えないのでは意味がありませんね。
設置後も階段を利用できるよう、使用しない時は椅子や座面を折りたたむことができますのでご安心ください。
見積はお金がかかるのですか?
お見積・採寸・ご相談は無料です!お気軽にお問い合わせください。
階段昇降機のメーカー社員が現場を確認に行きますので、安心です。
注文してからどのくらいで取り付けができるの?
それぞれの階段にあわせた受注生産品ですので
直線型で約2週間
屋外・曲線型で約1.5ヶ月ほどお時間を頂いております。
工事の期間は1~2日です。
介護保険は使えますか?
階段昇降機は介護保険の対象とはなっておりませんが各市町村で取扱いや判断が分かれております。
受付窓口でお問い合わせ、ご相談くださいませ。
階段昇降機の取り付け事例
当店でご注文いただいたお客様の取り付け事例です。
階段昇降機を選ぶ際の参考にしてみてください。
階段昇降機の取付事例1 |
「階段」のリフォーム 2階への昇降に80代半ばのご主人は階段を這っていらっしゃいました。今では安心して昇降されています。 |
階段昇降機の取付事例2 |
「階段」のリフォーム おばあ様の指がリュウマチのために変形されていたので、 ボタン型ではなくレバーハンドル型のコントローラーにしました。 |
階段昇降機の取付事例3 |
「階段」のリフォーム 生活の拠点は2階であるため、なるべくお母様を2階にあげてあげたいとのこと。 |