介護用品の用語集 ま~わ
ま
まだら痴呆 |
脳血管性認知症に生じやすい症状で、斑点状に脳機能が障害されているため正常な部分と痴呆の部分があり、記憶についての障害が顕著であっても人柄などは比較 的に保たれているような場合をいう。 |
慢性閉塞性肺疾患 |
肺気腫と慢性気管支炎などを称したもの。 気管支の炎症などにより肺の換気機能が低下し、活動時に呼吸困難(息切れ)を起こしやすくなるのが特徴。 |
み
別名:リキッドミール 流動食こと。固形のものは水分を増やし液状に、本来液状のものは誤飲をさけるためにトロミをつけたもの。 |
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右側臥位 |
体の右側を下にして寝ている状態のこと。 |
民生委員 |
1948年に定められた民生委員法に基づき、社会福祉を増進することを任務として 厚生大臣より委嘱を受けた民間の奉仕者のことをいう。 要保護者の保護指導にあたり、社会福祉の増進に努めることを任務とする
名誉職。 |
む
無差別平等の原理 |
生活保護法第2条に規定される保護の原理のひとつであり、保護請求権を国民全てに無差別に与えるとする主旨のこと。 |
め
名称独占 |
一定の専門職に関わる有資格者だけがその名称を名乗れることをいう。 この場合、業務は資格の無いものが行っても違法ではない制度。 |
メチシリン耐性 |
Methicillin Resistant Staphylococcus Aureus MRSAの項を参照のこと。 |
メディカルソーシャル |
medicas social worker 【略称】MSW 医療ソーシャルワーカーの項を参照のこと。 |
メディケア |
Medicare 医療上の処置のこと。 |
メンタルヘルス |
mental health 精神的、心理的な面での健康のこと。 |
も
モーワットセンサー |
Mowat sensor 視覚障害者の歩行補助機器のひとつ。 |
盲人ガイドヘルパー |
視覚障害者が、市役所などの公的機関や医療機関に単独で外出するとき、派遣されるヘルパー。 多くの場合、費用は自治体が負担する。 |
妄想 |
病的な状態から生じた誤った判断。 その特徴として、強い確信を持つこと、経験や他者からの助言の影響を受けにくいこと、妄想の内容が非現実的であることなどがあげられる。 |
モニタリング |
monitoring 介護保険制度のもとでは、ケアプランで想定して実施したサービスについて、このまま続けるのか、または内容を変更するのかを検討するために、一定の時期に行う調査のこと。 |
問題行動 |
老人性認知症が示す異常な行動を指してよぶ。 |
や
夜間せん妄 |
せん妄が夜間に見られること。 脳血管障害の老人に多く見られる。 |
夜間覚せい |
夜中に目が覚めること。 |
ヤング・オールド |
young old / young aged 前期高齢者のこと。 |
ゆ
有料老人ホーム |
利用者の全額負担によりサービスの提供がある施設で、社団法人・財団法人・株式会社など多様な民間事業者によって設置・経営されている。 |
ユニセフ |
UNICEF 「United Nations Children’s Fund」の略称。 国連児童基金。 |
ユニバーサルデザイン |
universal design 年齢、性別、身体能力、言語など、人々が持つ様々な特性や違いがあっても、できるだけ多くのひとが利用しやすように配慮した環境、建物、製品等の設計や意匠のこと。 |
ら
ラポール |
rapport 共感的な関係。 |
り
リーチャー |
reacher 手が届かないところのものを遠距離操作でつかむ道具。 |
リアリティ・ |
reality orientation 現実を繰り返し説明することで、見当識障害を改善させる認知症ケアーの1つの手法のこと。 |
リウマチ |
身体の関節に炎症がおこり、関節痛や、関節の変形が生じる病気。 リューマチ |
理学療法 |
physical therapy 【略称】PT 温熱、光熱、電気、放射線などの物理的な手段を加えることで、運動機能の回復をはかること。 |
physical therapist 【略称】PT 理学療法を行う医療分野の専門職。 |
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リキッドミール |
liquid meal ミキサー食のこと。 |
リクライニングシート |
椅子の背もたれが後に倒れて、角度が調節できるもの。 |
リクライニング式車椅子 |
リクライニング機能を備えた車椅子。 |
離床 |
ベッド上で生活していた人が、徐々にベッドから離れて生活機能・範囲を拡大していく ことをいう。 |
立位 |
まっすぐ立った姿勢のこと。 |
離被架 |
病人の衰弱がひどい時など、掛け物の重みを直接身体にかからないようにする道具。 |
リハビリテーション |
rehabilitation 障害をもつひとが身体的、心理的、社会的、職業的、経済的に能力を最大限に発揮できるようになるまで回復すること。 |
リフター |
lifter 福祉機器の一種。肢体不自由者の移乗動作を補助するための機械。 |
リフォームヘルパー |
reformhelper 住宅改良ヘルパーの項を参照のこと |
寮母 |
老人福祉施設、身体障害者更正援護施設、保護施設、児童福祉施設のうち母子寮など に置かれ、入所者の介護・介助等を行う職員のこと。 |
療養型病床群 |
長期療養が必要な患者にふさわしい療養環境(一定の広さ以上の病室や機能訓練室、談話室などの設置)を備えた病床のこと。 |
療養補償 |
労働者災害補償保険法の規定により、補償的性格を有した給付のこと。 療養補償給付や療養給付などがある。 |
利用表 |
ケアプランを利用内容とその明細。 介護サービスを利用すると月ごとにケアマネージャーから利用者に渡される。 |
る
るい痩 |
体内に蓄積されていた脂肪が減少し、体重が減少し、病的にやせ細った状態をいう。 |
れ
レーザーケイン |
laser cane 視覚障害者の歩行補助器。 |
レクリエーションワーカー |
recreation worker 人々のレクリエーションの実現をサポートする専門職や、ボランティアの総称。 |
レジデンシャルワーク |
residetial work 社会福祉施設でのサービス利用者への援助において、施設の生活を通常の在宅での生活に近いものにすることを目的とした援助活動。 |
レジデンシャルセラピー |
residential therapy 施設や病院での心理的な治療。治療キャンプ、治療的野外活動そのものを指すこともある。 |
レセプト |
receipt 診療報酬明細書。 |
ろ
老化 |
加齢とともに行動能力や予備力、防衛機能、回復力、適応力等、体の生理機能や働きの一部が衰えること。 |
老健 |
老人保健施設の略称 老人保健施設の項を参照のこと。 |
老研式 |
基本的な日常生活動作(ADL)を満たしている高齢者のより高次の生活での自立を測定する指標。 大きく分けて手段的自立、知的能動性、社会的役割の3の分野
で合計13項目からなりたつ。 |
老人 |
高齢者の項を参照のこと。 |
老人憩いの家 |
市町村の地域において、60歳以上の老人に対し、教養の向上、レクリエーションなどの為の場の提供をし、老人の心身の健康の増進をはかることを目的としている。 運営主体は地方公共団体で、老人福祉センターより規模の小さな施設である。 |
急性期の治療を終了し病状の安定した老人に対して、リハビリテーションなどの医療ケアと生活サービスを提供する施設として作られたもの。 対象者は病弱な寝たきり老人、寝たきりに準ずる状態にある老人、中等度以上の老人性認知症である。 |
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弄便 |
便を便と思わず、手などでもてあそぶこと。 |
Comprehensive
Geriatric Assenssment 高齢者の生活の自立を身体的、精神的、社会的な面から包括的に評価すること。 |
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gerontology 定義はさまざまにあるが、個人の心身の生理的加齢の課程と疾病や障害の発生や、高齢社会における経済・法律・哲学・建築学・死生学のありようを学際的に考える学問。 |
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老年期幻覚妄想 |
老年期に初めて発症する精神分裂病様症状のこと。女性に多い。 |
老年期うつ病 |
老年期に初めて発症するうつ病。 初老期に多い。 |
老年期神経症 |
老年期に発症する神経症で、女性に多い。 これらの疾患は認知症と異なり、薬物療法など精神科・神経科領域の専門的治療が欠かせない。 |
Lofstrand crutch ロフストランド型杖、前腕型杖とも言う。 |
わ
ワーカビリティ |
workability ケースワークの過程において、クライアエント(患者やその家族)がワーカーの働きかけに応えて、自ら問題解決に取り組んでいこうとする意欲のこと。 |
ワイヤレス音声モニター |
無線通信により、離れたところにいるひと同士で音声によって連絡をとるための装置で、音声による会話が成り立つ装置。 介護の現場では、要介護者が介護者を呼ぶ場合に使うのが一般である。 |
ワイヤレスコール |
wireless call 離れたところにいるひと同士で連絡を無線通信によってとるための装置だが、必ずしも音声による会話が成り立つ装置を指すとは限らない。 |
ワンタッチリヒカ |
ベッドや布団で横たわるとき、身体に被せることで、掛け布団の重みを身体にかけず、圧迫感を除く器具の商品名。 |