介護用高機能エアーマットレス ステージア ハイブリットタイプ

介護用高機能エアーマットレス ステージアは、体圧分散性能と除圧性能を向上し、さらにエアマットレスの弱点を対策した高機能エアマットレスです。

マイクロエアセルとその動きに連動するウレタンフォームを配置することで、体圧分散性能と除圧性能および寝心地のよさや寝返りのしやすさを向上しています。

背抜き・圧抜き動作を行うことで、ベッド背上げ時に背中にかかる苦しい圧（ずれ力）を緩和します。

マットレスの両サイドには硬めのウレタンフォームを配置することで、立ちあがりをしっかりとサポート。

『むれ』と『ひえ』を対策します。

防水素材の表面カバーなので安全・衛生面の対策に繋がります。

好みや身体状況に応じた、かたさ調整機能付き。（3段階：ソフト、ふつう、ハード）

安全・安心のための充実した機能を備えています。（圧切替型と静止型の動作切替、リハビリモード、背上げモード、操作ロック）

マットレスの操作は専用のリモコンで簡単にできます。

ムレ対策

室温と同じ乾いた空気を足元側から送って寝床内の湿った空気を逃がすことで、寝床内の『むれ』を対策します。
※身体を冷やすための冷房機能や温度調整機能ではありません。

エアマットレスは体圧分散性能が良く、身体への密着 度が高いため、汗などにより湿った空気が寝床内に滞ることで『むれ』た状態となります。

マットレスの足元２ヶ所にあるフレッシュエアダクトから、シーツを通し拡散された微弱な空気が寝床内に送り込まれ、
寝床内の湿った空気と入れ替わることで、『むれ』を対策します。

冷え対策

寝ているときに冷たいマットレスで身体を冷やさないよう、足元部分のヒーターでマットレス内部を常温維持します。

エアセルの下にヒーターがあり、温度センサーで常温（３２度）までしか温度は上がりません。ヒーターは足元部分のみです。

立ち上がりやすさ

マットレスの両サイドには、端座位の安定感とへたり対策を目的に、
高密度・高反発系の硬めのウレタンフォームを配置することで、立ちあがりをしっかりとサポートします。

体重設定不要のかたさ調整

マイクロエアセルは、利用者様にとって最適な圧力に機械（ポンプ）が自動で調整し、
利用者様の好みや身体状況によって、『ソフト』 『ふつう』 『ハード』 の３段階でかたさを選ぶことができます。

優れた体圧分散

上部にマイクロエアセル、下部にそれぞれのマイクロエアセルの動きに連動したウレタンフォームを配置することで、体圧分散性能と除圧性能を向上。
さらにふわふわ感をなくして寝心地のよさや寝返りのしやすさを向上しています。

ハイブリッド構造（長さ方向の断面図）

除圧性能

寝心地のよさを持続させながら圧切替の動き（凹凸、除圧）を行います。
身体の５０％をマイクロエアセルで支え、残りの５０％で除圧を行います。

優れたずれ力対策性能

ずれ力の問題
ベッドの背上げ時には背中に苦しい圧がかかるため、通常は介護技術である「背抜き動作」を行います。
また、おむつ交換やリハビリ、ベッドの背下げ時には介護技術の「圧抜き動作」を行うことが知られています。

■対策
この苦しさを少しでも解消するために、「背上げモード」「リハビリモード」にすると背抜き・圧抜き動作を行い、背中にかかる苦しさを緩和します。
※背上げモードとは、エアマットレスの背上げを行う機能ではなく、介護ベッドを背上げした状態で最適な体圧分散に変わるモードです。

安全・安心のための充実した機能

＜動作モード＞
リウマチなど身体に痛みをもたれる人がエアマットレスの『圧切り替え』＝除圧の動き（凹凸）で痛みを訴えられたり、また初めてお使いの人に多い船酔い現象がある場合には、エアマットレスの動きを止めて静止型マットレスとして使うことができます。

＜操作ロック＞
認知症の人などによる誤操作を防止するために、リモコンのボタン操作ができないようにロックすることができます。
※ボタンを３秒間程度長押しするとロックがかかり、同様に解除できます。

＜注意ランプとセルフチェックモード＞
マットとポンプの異常を感知するとランプが点滅してお知らせします。
また簡単な定期点検として、リモコンの所定ボタンを押すと、各部（エアもれ、ヒーター、各種センサーなど）の点検を自動で行います。