引き戸に変えて移動をスムーズに
からだの機能が衰えてくると、動きが鈍くなります。
そうすると外出する機会が減ってしまう方も多いのではないでしょうか。
外出する機会が減ると、外部との接触機会も減ってしまいます。
外部との接触が減るのは、気持への刺激が減ることにもつながって、生活に張りが無くなってしまいます。
悪循環におちいりかねませんね。
からだの機能を維持するのは大事ですが、そのからだの機能が衰えても外出する機会を維持することも考えましょう。
そのためには部屋から外、部屋から部屋への移動をスムーズにできることです。
窓を開けて自然の風や匂いをとりいれるだけで、うんと気持が変わります。
高齢者が使いやすい出入り口は、開き戸ではなく、引き戸です。
エコ引き戸N
開き戸を使うのは、からだを動かす量が大きくなってしまうのですね。
からだが衰えるとドアノブを回すのも難しくなります。
引き戸にする際に注意したいのが敷居のレール。
レールにつまづくこともあるのですから、レールはできるだけ凹凸が少ないものにすべきでしょう。
お使いのドア本体をそのまま利用して、引き戸にすることができるエコ引き戸というものもございます。
こちらは、介護保険による住宅改修の項目「引き戸などへの扉の取替え」の費用を抑えられ、廃棄物も減らすことができるエコな引き戸です。
引き戸が良いと言っても、すべての扉を引き戸にできるとは限りません。
開き戸の場合は、ドアノブは交換ができます。
持ち手を握らなくても明けることのできる、レバー式やプッシュハンドルにするのがいいですね。
reレバーハンドル空錠 WB