介護食器-お箸・スプーン・フォークの選び方
食事は大きな楽しみの一つです。
朝・昼・晩と食事をすることで、生活にリズムを作り季節感も感じられます。また、食べる事により心理的な満足が得られます。
食事に介助が必要になったとしても、少しでも自分で食べることができるなら、楽しさは格段に増しますね。
握りやすいスプーンやお箸といった自助具などを用意して、なるべく自分の力で食事できる環境を整える事で自立への道が開くかもしれません。
介護用お箸(おはし)
握力が弱くなり、細かい手や指の動きができなくなった方や、怪我で利き手が使えなくなった方がお箸を使って食事するということは難しい動作になります。
スプーンやフォームを使っても食事はできますが、これまでどおりお箸で食事をしたいと思う方も多いと思います。
そこで、持ちやすく、食べやすく考えられた介護用お箸を紹介します。
自分にあったお箸を見つけて、お箸を使った食事を楽しんでください。
手の指の変形、握力の低下などで、お箸で食べ物をつまみにくい方
食べ物を口に運ぶ途中で落としてしまう方
ケガなどで利き手が一時使えなくなった方
箸を使いなれていない方
スプーン・フォーク
首や身体が曲げづらく、口までスプーンやフォークが届きにくい方、口が開けにくいかた、手首が曲げられなくなった方などで、お箸が使いづらくなった方でも、食べやすくなるように工夫されたスプーンやフォークがあります。