暖房便座・温水洗浄便座の上手な節電方法
ポータブルトイレのなかには、暖房機能が付いているタイプがございます。
冬場など気温が低い季節、冷たくなった便座に座れば、「ヒヤッ」と冷たさを感じるのは苦痛なだけでなく、心機能に負担さえかかります。 便座の暖房機能は、その冷感ショックを軽くするのにとても有効な機能なのです。
便座の暖房機能は、電気が必要になります。
このほかに、脱臭機能つきのポータブルトイレがございますが、この脱臭機能もほとんどの場合、電気を使います。臭いを散らすためにファンを回すからですね。
日本の家庭でも洋式トイレ(腰掛け便器)が標準になってきました。新築ならば、ほぼ全戸が、洋式トイレ(腰掛け便器)です。
洋式トイレ(腰掛け便器)の標準化につれ、温水洗浄便座も一般家庭での普及率がとても高くなりました。
「温水洗浄便座」とは、聞き慣れない言葉かもしれません、TOTOのウォシュレット、INAXのシャワートイレのように温水でお尻を洗う機能をそなえた便座を「温水洗浄便座」と呼びます。
日常会話でよくつかう「ウォシュレット」とは、じつはTOTOの登録商標なので、ほかのメーカーさんは使えないのですね。
暖かくて快適な暖房便座・温水洗浄便座ですが、気になるのは電気代です。
ここではポータブルトイレの暖房便座や温水洗浄便座を快適に使いながら上手に節電する方法をご紹介します。
便座のフタをしめる
便座の暖房機能を設定中の場合、ご使用時以外はふたを閉めることで放熱をふせぐことができます。
暖房便座はフタを開けている状態だとより放熱が進むため、余計な電気を消費してしまいます。
ふたを閉めることにより、約10%ほどの節電になります。
季節にあわせて温度調節
季節に合わせて衣替えをするように、暖房便座・温水洗浄便座も季節や気温に応じ、便座温度・温水温度をこまめに調整しましょう。
- 便座温度の設定を、冬は強から中へ、
中間期は中から弱へと変更すると年間約800円の節約 - 洗浄水温度の設定を、冬は強から中へ、
中間期は中から弱へと変更すると年間約1,300円の節約
節電モードがある場合は設定しましょう。
夏場は暖房便座のスイッチを切ってしまってもいいかもしれません。
便座カバーを使用するという方法もあります。
長時間使用しないときは…
長時間使用しない時は電源プラグを抜き、使用する少し前に電源プラグを差し込んでいただく事で待機電力の節電になります。
※寒い地域で本体の凍結が予想される場合は、凍結予防処置をして下さい。
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