介護用品の用語集 あ~そ
あ
アーム付四輪歩行車 |
車輪の付いた歩行器のこと。歩行器項を参照のこと。 |
IADL |
instrumental activity of diary livings 手段的日常生活動作の項を参照のこと。 |
IL |
independent living 自立生活の項を参照のこと。 |
アウトリーチ |
社会福祉の利用を必要とする人々の訴えや相談を受けてから援助を開始するのではなく、社会福祉の実施機関が潜在的な利用者を発掘し、利用を実現させるような積極的な取り組みのこと。 |
アクセリビリティ |
accesibility (1)建物への出入りのしやすさを示す度合い。 |
足台 |
車椅子の足を乗せる部分。 |
足もと灯 |
照明器具の一つ。 夜間まぶしくないように、壁面の低い位置に取り付けられた照明。 |
アジャスタブル |
adjustable 調整できること。 |
assessment 課題分析、事前評価 |
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介護保険制度のもと、介護サービス計画(ケアプラン)を作成するため、生活全般のニーズを把握するために必要なもの帳票。 |
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アセスメント方式 |
介護保険制度においては、ケアプラン作成のために課題分析を行うための客観的な手法。下記の5つの方式がある。
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遊びリテーション |
「あそび」+「リハビリテーション」をくっつけた造語。 |
圧迫骨折 |
骨の長い方向へ圧力が加わって、骨が折れること。脊髄骨に多い。 |
アダプタブルデザイン |
adaptable design 将来の環境や身体の変化に対応できるように道具、住まい、ソフトウェアなどの設計するうえであらかじめ配慮しておくデザイン、考え方、もしくは概念のこと。 |
アダプティブテクノロジー |
adaptive technology 身体や知能を補助する技術。障害者支援技術。 |
アドボカシー |
advocacy 権利擁護の項を参照のこと。 |
アミトロ |
筋萎縮性側索硬化症。【略称】ALS |
アプローチ手すり |
屋外手すりで、門扉から玄関扉にいたるまでの通路に設ける手すりのこと。 |
アルツハイマー型認知症 |
Alzheimer disease アルツハイマー病ともいう。 |
アームレスト |
車椅子の肘掛部分の事。 |
い
居宅療養管理指導の項を参照のこと。 |
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意識混濁 |
意識障害のひとつで、知覚、認知、判断、思考、注意、記憶などに障害が起きること。傾眠、昏迷、亜昏睡、昏睡に段階的に5段階にわけられる。 |
意識障害 |
精神活動の一過性、あるいは持続性の障害をいう。一般に、いま自分の居所がわからなくなりどんな状態にあるかも理解でないこと。あとになってその間の記憶が存在しない。 意識混濁、意識狭窄、意識変容に区別される。 |
移乗動作 |
乗り移りの動作のこと。車いすとベッド、車いすと便器などの間を介護されるひとが移ること。 |
異食 |
普通食物とされていないものを好んで食べること。 |
維持期リハビリテーション |
日常生活動作や良質な生活の目標が一応達成された時期に行うリハビリテーション。 |
介護保険制度のもとでは、第1号被保険者のこと。 |
|
介護保険制度のもとでは、第1号保険料のこと。 |
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1次判定 |
介護保険制度のもとでは、要介護認定の申請が出されたあと、介護サービス調査票に記載された事項をもとに要介護を判定すること。介護サービス調査票をコンピュター処理して決める。 |
移動介助 |
自力での移動が不能であったり困難であったりする要介護者を助ける行為。 |
移動サービス |
車いすやベッドなどを乗せるために、リフトなどを装備したクルマで、高齢者や身体障害者の移動手段を提供すること。 |
移動動作 |
乗り移りの動作のこと。車いすとベッド、車いすと便器などの間を要介護者が移ること。 |
イブニングケア |
evening care 安らかな入眠を促すために必要な一連の援助行動。 |
医療券 |
医療扶助による診察、投薬、処置、手術等の診察を行う場合に発行する券。 |
医療控除 |
医療費のうち、本人や家族が支払った医療費のうち所得から差し引くことができる金額。以下の算式によって計算する。ただし最高は200万円までである。 |
medical social worker 略称:MSW 病院などの医療機関、老人保健施設、在宅介護支援センターなどで、医師・看護師・理学療法士などと一緒に、要支援者やその家族からの相談を受けて経済的、社会的、心理的な悩みなどの相談を受け、面接等を通して問題解決のための援助を行う社会福祉の専門家。 |
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医療法人 |
医療法に基づいて、私的医療機関に与えられる法人格。医業を行う事を目的とする経営主体が、医業の非営利性を損なうことなく法人格を取得できるように設けられた特別法人。 |
医療保険 |
年金・雇用保険など社会保険のひとつ。被用者、公務員等を対象とした被用者保険と農業者・自営業社等を対象とする地域保険に大別される。 |
医療保険福祉審議会 |
医療保険制度改革を実施するうえで、厚生労働大臣が設けた諮問機関 【略称】医福審 |
胃瘻 |
経口摂取が不可能な場合に栄養補給の手段として造設する場合や、外傷や疾患により形成されることがある。胃が体表または隣接する臓器と交通している状態をいう。 |
インクルーシブデザイン |
Inclusive Design 年齢、性別、障害に関係なく、すべての人々が使いやすいことを目指したデザインのこと。 製品やサービスの対象から無自覚に排除(Exclude)されてきた個人を、 設計や開発の初期段階から積極的に巻込む(Include)ことで、 対話や観察から得た気づきをもとに、 一般的に手に入れやすく、使いやすく、 魅力的で、他者にも嬉しいものを新しく生み出すデザイン手法。 |
インターベンション |
intervention 「介入」と翻訳される。福祉サービス利用者自身の変化や問題状況の改善を目的としてなされるワーカーによる働きかけのこと。ソーシャルワークの焦点を社会と人間の接点に絞って、社会や人間あるいは両者の相互作用に働きかけること。 |
インテークワーク |
intake work 援助者がサービス利用者と相談を目的に設定された場面で最初に会ってから、援助の計画についての同意を得て、契約を結ぶまでの過程。 |
インフォーマルサービス |
infomal service ボランティアや家族親戚、ご近所の地域社会などがおこなう非公式な援助のこと。無償でおこなわれることが多い。インフォーマルケアとも呼ばれる。 |
インフォームドコンセント |
informed consent 「説明と合意」の意味。さらに踏み込んで、「充分な説明を聞いた上で、対象者本人(=患者、介護されるひとなど)が納得してから、決定したり同意すること」 【略称】IC |
impairment 機能障害(形態異常を含む)。主として身体の機能的な障害を指す。 なお、能力低下はdisability、社会的不利はhandicap、詳しくは障害者の項を参照のこと。 |
う
ウィルス性肝炎 |
AからEまでの型がある。A型とE型は食物を介して経口感染する。 |
ウィルチェア |
wheelchair |
ウェルビーイング |
well-being / wellbeing ウェルフェア(welfair)が事後的、補完的、代替的であるのに対して、個人の尊重、自己実現、権利擁護を基調に、予防、促進、啓発、教育プログラム の創設、問題の重変化、深刻化を防ぐ、支援的、協働的プログラムの重視を含んだ言葉がウェルビーイングである。 ウェルフェアという用語、概念は、徐々にウェルビーイングへと移行しつつある。 |
ウェルフェア |
welfair 福祉。人権尊重、自己実現の意味が強い。 |
ウォーカー |
walker 歩行器。歩行を補助する道具として用いられる。 |
ウォーターマット |
water mattress 水が入ったマットレス。点ではなく、面で支えるので、身体の局所にかかる体圧を分散させることができる。 ただ、水面に浮いている感覚があるため、寝ていると船酔い状態になることがある。 |
うっ血性心不全 |
心臓のポンプ機能が低下するために静脈側で起きるうっ血を原因にして起きる心不全。高齢者に最も多い循環器疾患。 |
上乗せサービス |
保険給付の対象になる在宅サービスと同じ種類のサービスを、さらに手厚く実施すること。 |
運営基準 |
介護保険制度のもとでは、指定サービス事業者がサービスを提供するときに、最低限守らねばならない基準のこと。運営基準は「人員基準」や「設備基準」とあわせて「事業者指定基準」を構成する。 |
運営適正化委員会 |
都道府県社会福祉協議会が設置する苦情処理の機関。 |
え
エアーマット |
air mattress 空気層があるベッドマット。通常は、空気層には電動ポンプで空気を送り込む。敷き布団と同じような寸法である。空気圧の変動により、じょく瘡(床ずれ)ができるのを予防することを主な目的とする。 |
ALS |
amyotrophic lateral sclerosis 手 足・のど・舌の筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく進行性の病気。筋力低下と筋萎縮が次第に全身に広がり、呼吸筋運動の抑制から呼吸困難になり 死に 至るが、最近では 呼吸管理により延命も可能。40?60歳に発症し、男性に多い。特定疾患治療研究対象疾患のひとつ。 |
ADA |
Americans with disabilities act 商業施設や建築物や交通機関へ障害者が出入りできることを保証することを定めた法律。 就労や就学についての差別も禁じている。 |
AT |
auditory thoptist 聴覚障害者に対して医師(耳鼻科医)の指示の下に聴力検査や、評価、治療、聴能訓練、補聴器の選択・指導等のリハビリテーションを行う専門職のこと。資格制度化はされた以降は、言語聴覚士となった。 |
activity of diary libving 日常生活をするために必要な基本的な動作のこと。主に身辺動作についてをさす。年齢相応の活動性と自立性に関してはその能力をはかるスケールがある。N-ADL、PSMS、IADLなどがそうである。 |
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ST |
speech therapist 様々な原因でことばなどのコミュニケーションをとることや食べることが困難になった人、およびその家族を対象に必要な援助を行っていく専門家のこと。 |
methicillin resistant staphylococcus
aureus 抗生物質の大量持続投与によって耐性をもった黄色ブドウ球菌が発生増加する。抵抗力の低下した人や高齢者が感染すると肺炎や肺血症を起こしやすく、抗生物質の治療効果が低いため、感染には注意が必要となる。 |
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MID |
multiifarct dementia 小梗塞や大梗塞などの脳梗塞が多発して生じた認知症のこと。人格は比較的保たれているが、感情失禁や夜間せん妄もみられる。まだら痴呆も生じる。 |
MSW |
Medical Social Worker の略称 医療ソーシャルワーカーの欄を参照のこと |
NGO |
Non-Governmental Organization の略称 民間の非政府組織を指す。環境問題や、平和問題、福祉問題などを主として国際的な場面で、政府とは違った立場で活動する組織。 |
NPO |
Non-Profit Organization の略称 民間の非営利組織を指す。サービスの提供者には、民間と非民間(行政,政府)の2種類、そして内容として営利と非営利の2種類に分けられる。非民間で非営利サービスを提供するのが行政、民間で非営利サービスを提供する組織がNPOである。 NPOを広くとらえると、社団法人、財団法人、任意のボランティア団体も入ります。狭くとらえると、NPO(特定非営利活動促進)法によって成立したNPO法人を指します。 |
エラストマー |
ゴムのように弾性を持つ素材の総称 |
円座 |
褥瘡(床ずれ)の予防、治療用に用いられるクッション。 |
嚥下 |
食べ物を飲み込んで消化器官にもっていく一連の生理反応のこと |
嚥下障害 |
飲食物をうまく飲み込めない、むせる、飲み込んだものが食道でつかえるといった障害のこと。 |
嚥下性肺炎 |
誤嚥(誤って気管に食べ物が入り込む)によって胃・口腔の分泌物や食物などの異物を肺の中へ入ることによって生じる肺炎のこと。 |
エンパワメント |
empowerment 権利、機能、能力を与えることを意味する。1970年代の後半、アメリカ合衆国で公民権運動が活発になるなかで取り入れられた考え方。社会的に不利な状況に 置かれてきた人たちが主体性を開腹し、社会的な役割を遂げ、自己で決定する力を高めていくための援助者との共同作業とされる。 |
お
orthoptist 視能訓練士 |
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occupational therapy occupational therapist |
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オーバーテーブル |
over table ベッド上や車いすの膝の上で使用するテーブルのこと。着脱が可能である。 |
old and old 後期高齢者のこと。後期高齢者の項を参照のこと。 |
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横臥位 |
からだの左側か右側を下にして横たわった状態。 |
大阪府福祉の |
1992年(平成4年)に大阪府で定められた条例 |
往診 |
医師が患者の家に行って直接診察すること。 歯医者の往診も行われている。 |
オストメイト |
ostomate からだに人工肛門、人工膀胱、回腸人工肛門を造設をしたひと。日本には約12万人程度いるとされる。 |
介護一時金の通称。介護一時金の項を参照のこと。 |
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折りたたみ式ポータブル浴槽 |
簡単に移動できて、取水や排水の工事をしない簡易の浴槽。 |
温罨法 |
温熱の刺激で体を温めること。乾熱によるものと、湿熱によるものがある。血液の循環をよくし,痛みを和らげ、運動を楽にする効果もある。湯たんぽ、電気あんか,電気毛布、カイロ、温湿布等があり、多くは保温の目的で用いられる。 |
音楽療法 |
音楽によって身の障害の回復、機能維持・改善、健康増進、生活の質の向上などをはかる治療法。 |
温熱作用 |
身体を暖めること作用。例えば入浴により温められると血管が拡張して血の流れる量が多くなり、温められた血液が全身にまわる。すると手足だけの部分浴でも全身を温めるような効果がある。筋肉の血行を良くすることで、動きもスムーズになる。 |
温熱療法 |
温熱を利用して局所又は全身の治療を行う方法の総称。伝導熱(ホットパック、パラフィン、伝導、対流熱(水、蒸気)、輻射熱(赤外線)高周波によるもの。 (ジアテルミー、超音波、極超短波)、機械的振動によるもの(超音波)等各種のものがある。疼痛や知覚過敏、血行の改善,筋や組織の軟化をねらいして用い られる。 |
温熱ホットパック |
温熱療法のうちで、伝導熱を用いて治療する器具、もしくはその方法をいう。似た療法に乾熱ホットパックがある。詳しくはホットパックの項を参照のこと。 |
オンブズパーソン |
ombudsperson オンブズマンの別名。オンブズマンの項を参照のこと。 |
オンブズマン |
ombudsman 利用者に代わって利益を擁護する代理人、代弁者のこと。 |
オンブズマン制度 |
国や自治体などの行政に関する苦情を公正で中立的な立場から是正や勧告を行うことを目的とした制度。スウェ-デンからはじまった。 |
か
絵画療法 |
絵を描いたりして心の状態を表現することですすめる治療。 |
介護アテンドサービス士 |
介護能力の高い家政婦のこと。体位変換、食事の世話、排泄の介助、寝巻の交換、移動補助などの介護をしたり、一般家庭などにおいて、寝たきり老人のの介護を行う。 試験により厚生労働大臣から認定される。 |
介護一時金 |
有料老人ホームに入居者が支払う費用のこと。入居時に支払う介護一時金払いと、介護が必要になってから支払う二つの方法がある。 |
介護者慰労金 |
介護福祉手当を受けている在宅の高齢者を常時介助している人に支給される報償。 |
介護保険制度のもとで、要介護状態と認められた被保険者が受け取る給付のこと。(つまり要支援では受け取れない) 以下の9種類の保険給付に分けられる。
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介護給付費 |
介護給付によって支払われる費用。 |
介護支援サービス計画の通称。別称:ケアプラン。 |
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介護サービス調査票 |
介護保険制度のもとで、要介護度の1次判定を行うために使う調査票。マークシート式で介護認定調査員が記入する。大きく分けて概況調査、基本調査、特記事項の3つの項目がある。 |
介護保険制度のもとで、在宅サービスを利用する場合や現物給付をうけるために作成する計画。通称:ケアプラン。介護支援専門員(ケアマネージャー)が作成するほかに利用者自身でつくることもできる。 |
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介護支援専門員 |
通称:ケアマネージャー |
介護実習普及センター |
「高齢社会は国民全体で支えるもの」という考え方を地域住民に啓発することを目的に福祉用具の展示や相談をおこなうところ。 |
階段昇降機 |
階段の昇り降りが困難な人が、階段を安全に昇り降りするための機械。 階段にレールを敷いて、椅子や人・車椅子を乗せれるトレイなどがそのレールに沿って移動するものと、手動でオペレーターが操作しならが階段を昇降するタイプがある。 |
介護専用型有料老人ホーム |
入居時から介護を必要とするひとが入居する老人ホーム。 |
要介護度の通称 |
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介護認定審査会 |
介護保険制度のもとで、被保険者が介護保険の対象になるのかどうかの要介護認定をおこなう組織。原則として市町村ごとに設置される。医師、看護師をはじめ、医療、保険、福祉の分野で高齢者介護に携わっているひとたちが任命されている。 |
介護認定調査員 |
介護保険の支給対象者となるかどうか認定の判断材料を集めるため、申請者を訪問する調査員のこと。 |
介護福祉士 |
専門的な知識と技術をもって、身体上、精神上の障害のために日常生活を営むのに支障があるひとに介護を行い、本人や介護者に対して介護に関する支援や指導を行う専門職。社会福祉士及び介護福祉士法に基づく国家資格を有した専門職。 |
介護福祉施設サービス |
寝たきりや痴呆性老人のための施設、特別養護老人ホームで日常生活の世話など受けることができる。介護保険では自分で好きな施設を選ぶことができる。 |
介護扶助 |
生活保護法で定められた扶助の1つ。生活保護を受けているひとが介護保険制度を利用して介護サービスを利用した場合、以下の介護サービス利用料金が介護扶助として支給される。 |
介護報酬 |
介護保険制度のもとで、介護サービスを提供した者が得る報酬。 |
介護保険事業計画 |
介護保険に必要な基盤整備と運営のために、自治体がさだめる計画。 |
介護保険施設 |
介護保険法に基づく、施設サービスを提供するところ。 |
介護保険審査会 |
介護保険のサービスをうけるひとが、その内容に不満がある場合に、不服を申し立てるところ。都道府県ごとに1つ設置される。 |
介護保険単価 |
介護保険で提供される各種サービスの単価のこと。サービスによって、時間単位であったり、日単位であったりする。 |
介護保険の3施設サービス |
介護保険で供給されるサービスのうちで、次の3施設は介護保険の3施設サービスと呼ばれることがあります。 特別養護老人ホーム 指定介護老人福祉施設【施設サービス】 |
介護保険法 |
介護が必要になったひとに、保健医療サービスや福祉サービスに関する給付を行うために1997年12月に制定され、2000年4月施行された法律。 |
介護利用型軽費老人ホーム |
通称:ケアハウス 自炊ができない程度に、からだの機能の低下したひと、または高齢等のため独立して生活するには不安があるひとで、家族の援助を受けることが困難な場合に入所する施設。 |
介護療養型医療施設 |
介護保険施設の資格がある医療施設。療養型病床群(病院と有床診療所)、介護力強化病棟、認知症疾患療養病棟のうち、介護保険適用申請を経て指定された病棟(病室の場合もあります)が指定介護療養型医療施設といわれます。 |
介護療養施設サービス |
要介護のお年寄りが指定介護療養型医療施設に入院して受ける介護サービス(一定の医療サービスも含まれます)。 |
介護力強化病院 |
別名:入院医療管理料承認病院 |
介護老人福祉施設 |
指定介護老人福祉施設や特別養護老人ホームとも言う。 |
介護老人保健施設 |
老人保健施設とも言う。 |
介助ブレーキ |
介助者が、走行中に速度を調節するためのブレーキ。 バンド、ドラム式、ディスク式、駐車ブレーキ連動式などがあります。 |
疥癬 |
疥癬虫というダニの一種が寄生によって起きる伝染性の皮膚病。激しいかゆみがある。 |
ガイドヘルパー |
guide helper 単独で外出することが困難な障害者などが外出する場合に、時の付き添いを専門に行うヘルパーのこと。 |
回復期リハビリテーション |
差し迫った生命の危機から脱し、負荷を大きくしても可能な時期になったとき日常生活動作の改善を期待して行われるリハビリテーション。 |
回復力 |
疲労や傷病から元にもどろうとする力。 |
ガウンテクニック |
gown technic 感染を予防するためにガウンを使用する方法で、そのガウンの着脱の手順をいう。 |
地域で開業し市民の日常的な医療相談、診察に応じる医師のこと。別称:家庭医 |
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かかりつけ医意見書 |
介護保険制度で、介護認定審査会が2次判定を行うとき用いる意見書。かかりつけ医が作成する。 |
介護保険制度のもとでは、高齢者に対して、入浴、排せつ、食事などの介護のほかとして、調理、衣類の洗濯や補修、住まいの掃除、生活必需品の買い物など日常生活を送る上で欠かせない家事援助サービスのこと。 |
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家事援助サービス |
家事援助の項を参照のこと。 |
学習障害 |
中枢神経系の機能障害を有するために、聞く、話す、読む、書く、推論する、計算するなどの学習に関する能力の習得や使用に著しい困難を生じること。 【略称】LD、learning disability |
学童保育 |
放課後帰宅しても保護者がいない場合や、病気などで適切な監護ができないなどの場合、小学校低学年の児童に対して、児童館、保育所、学校の空き教室やを利用して、児童の健康増進、情緒の安定や創造性の向上などの目的で行われる保育対策のことをいう。 |
下肢障害 |
股関節、大腿部、膝関節、下腿部、足関節、足部のことを下肢といい、歩行などの移動能力や立位、座位などの姿勢維持などの障害のことをいう。 |
家事援助 |
掃除、洗濯、調理などの日常活の援助をさす。 |
家具調トイレ |
室内の置いても違和感の無い木製のポータブルトイレです。 |
過剰介護 |
本人でできる能力があるのに、時間がかかるなどの理由で、必要以上の介護をしてしまうこと。 |
仮性痴呆 |
器質的な脳障害がないにもかかわらず、認知症の症状を呈する状態。意識障害やうつ病の時に見られることがある。 |
家政婦 |
「看護師・家政婦等職紹介所」などに所属し、そこからの紹介によって私的契約を結び、病人や障害者の世話や家事援助を行うことを目的とする職業。 |
家族介護者教室 |
寝たきりや痴呆などで介護が必要なひとを家庭で介護する家族を対象として、介護に必要な知識や技術を与え、介護者同士の交流をはかることを目的とした講座のこと。 |
片麻痺 |
体の片側のみに運動機能障害が出ること。脳卒中に伴う障害として多い。 |
課題分析 |
事前評価、アセスメントともいう |
課題分析票 |
アセスメント票 |
活動的平均余命 |
active life exectancy 身体の基本的な日常生活動作(ADL)指標で測定された年間のADL低下率である「非自立者率」を用いて、ある年齢区分にいる人があと何年自立した生活を送ることができるのかを表したもの。 |
カテーテル |
catheter 尿、血液、体液の排出または治療薬を入れたりするための柔軟性のある管のこと。 |
家庭医 |
かかりつけ医 |
過程記録 |
ケースワークの過程で、ケースワーカーと相談者の関係を、時間的経過に従って書いた記録のこと。 |
カニューレ |
cannula 様々な大きさの人工的なチューブで、体腔内に挿入するものを指す。介護場面では、気管カニューレを指すことが多い。 |
下半身麻痺 |
麻痺が臍部周辺(おへそのあたり)から下部に及ぶ場合をいう。 |
加齢 |
年齢を加えていくこと。歳をとること。 |
眼瞼下垂 |
上のまぶたが意志に反して眼球を覆っている状態。 |
感情失禁 |
自分の感情をコントロールできず、わずかな刺激で泣いたり笑ったり怒ったりしてしまうこと。 |
関節可動域訓練 |
本人あるいは介護者によって、動かせる範囲で関節を動かしていくこと。 |
感染症 |
ウイルスなど病原体が生体に侵入し、増殖することで起きる病気の総称。HIV、結核、マラリアは三大感染症と呼ばれる。高齢者の感染症の特徴は、発熱、せき、たん、息切れなどの感染症に典型的な症状が生じるとは限らないことである。 |
感染予防 |
感染症になることを防ぐこと。感染予防の3大原則は以下の通りである。
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患側 |
身体機能に何らかの障害が生じている場合、体を右と左に分け、障害がある身体側のこと。麻痺側ともいう。 |
乾熱ホットパック |
温熱療法のうちで、伝導熱を用いて治療する器具、もしくはその方法をいう。似た療法に温熱ホットパックがある。詳しくはホットパックの項を参照のこと。 |
寒冷療法 |
患部を冷やすことで炎症を抑え、痛みや筋肉の緊張をやわらげること。 |
カンファレンス |
conference 会議、協議、打ち合わせのこと。 |
き
キーパーソン |
key person 問題解決のカギをにぎっているひと。 |
記憶障害 |
記憶障害の中には記銘障害と記憶内容の障害がある。 |
椅座位 |
椅子(いす)に座った姿勢のこと。 |
起座位 |
横たわった(臥位)状態から起き上がり、座った姿勢(座位姿勢)をとること。 |
義肢装具士 |
義肢や装具の装着部位の採型(ギブスで型を採る)したり、採寸(メジャーで測る)などして、義肢や装具の制作や身体への適合を行う専門職。 |
気質 |
個人の感情的反応の特徴をいう。 |
基準該当サービス |
介護保険制度のもとで、ある事業者が、指定業者としての基準を満たない場合でも、介護保険のサービス提供事業者として市区町村の指定を受けた場合に提供するサービス。 |
基準額 |
介護保険制度のもとでは、保険料の基準となる金額。 |
気道 |
鼻や口から肺までの息が通る器官。 |
機能回復訓練 |
失われた身体機能の回復を意味するもの。 |
機能性尿失禁 |
膀胱、尿道といった排せつ機能に問題があるのではなく、運動機能が衰えたために起こる失禁のこと。 |
キャスタ/車椅子 |
車椅子の前輪の事。 後輪にくらべて直径が小さく、3~7インチ程度です。 |
ギャッチベッド |
gatch bed ギャッヂベッド、ギャッジベッドともいう。 |
キャリア |
career 福祉や医療においいては、疾病の兆候はなくても、体内にその疾患の原因を持っているひとをいう。 |
computer 贋の薬。 |
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CANPS |
computer aided nursing planning system 在宅福祉や施設のサービスを高めるための情報化システム。 |
急性期リハビリテーション |
生命に危機があるか、障害の進行、悪化が起こりうる時期に行うリハビリテーション。 |
吸引器 |
異物を排除する目的で用いる器具。 |
quality of lifeの略。 「生活の質」のことを指す。 |
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給付費審査委員会 |
介護給付費の審査を行う。 |
仰臥位 |
背中を下にしてあお向けに横たわった状態。 |
行政不服審査請求 |
行政不服審査法に基づいて、簡単な手続きにで利益の救済を図り、行政の適正な運営を確保することを目的に行う審査請求。 行政不服審査請求のほかに異議申し立て、再審査請求がある。 |
共同募金 |
共同募金は、事前に地域内の社会福祉施設や社会福祉団体、ボランティア団体等から、活動のための資金ニーズを取りまとめ、使い途の計画を立ててから募金を行う計画募金です。 募金は各都道府県ごとに行われる。 共同募金は、1947年の第1回の運動から今日まで、「共同募金運動要綱」に基づいて、全国各地で行われています。 この「要綱」は、共同募金運動を行う際に必要な事項を決めているもので、 |
共同募金会 |
共同募金運動を実施する社会福祉法人。 全国的な連絡調整を行う、社会福祉法人中央共同募金会と、都道府県単位の共同募金会がある。 各都道府県の共同募金会は、市区郡町村の区域等に「支会」を設置し、支会の下部組織として旧町村等に「分会」、学区等の区域に「地区分会」を設置できる。 |
虚弱老人 |
一般的には心身の障害または疾病などにより、移動・入浴などの基本的な日常生活動作において必ずしも介助を要する状態ではないが、ひとりで行うには困難が伴い、または相当な時間を要するひとのことをいう。 |
居宅介護サービス計画 |
介護サービス計画のうちで、在宅で生活するひとに対して在宅生活を支えるために作成されるもの。 |
居宅介護サービス計画費 |
都道府県から指定を受けた「指定居宅介護支援事業者」から「指定居宅介護支援(ケアマネジメント)」を受けた場合に支払われる給付。 |
居宅介護サービス費 |
都道府県から指定を受けた「指定居宅サービス事業者」から在宅サービスを受けた場合に支払われる給付。 |
ケアマネジメント、介護支援サービス、ケースマネジメント、指定居宅介護支援ともいう。 対象者の社会生活上での複数のニーズを充足させる為に、適切な社会資源と結びつける手続きのことを総体していう。 |
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ケアプランを作成する事業者 介護支援専門員(ケアマネージャー)が要介護認定の申請の代行や、居宅サービス計画の作成、サービス事業者との連絡や調整などを行う。 |
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居宅介護従業者 |
訪問介護を行うものの資格の一つ。 障害者自立支援法に基づく居宅介護(障害者(児)ホームヘルプ)業務に携わる。 |
居宅療養管理指導 |
介護保険制度のもとでは、医師や薬剤師などが難病や障害などで通院が難しい高齢者の自宅を訪問し、療養するうえでの指導や管理を行うこと。 訪問診療、訪問歯科診療、訪問薬剤管理指導などがある。 |
居宅サービス |
自宅で利用する介護サービス 住宅介護支援事業者のケアマネージャーが利用者ごとにアセスメントを行い、ケアプランを作成、サービスを手配します。
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居宅サービス事業者 |
介護保険制度に規定されている居宅サービスを行う事業者のこと。 |
起立性低血圧 |
立ち上がるときや長時間立っているときに起こる血圧の低下。 |
緊急通報システム |
ひとり暮らしの高齢者などが突然の病気などで倒れた場合などの緊急事態に対応するシステム。 時計やペンダントや電話などの手段を使って、消防署や近隣、在宅介護支援センターなどと連絡がとれる仕組み。 |
く
クオリティオブライフ |
quality of life【略称】QOL QOLの項を参照のこと |
区分支給限度基準額 |
介護保険制度においては、サービス区分ごとに決められた利用額上限。 |
区分変更 |
介護保険制度においては、要介護認定後に、介護度を変更すること。 状態が変化した場合は、更新時期でなくても、介護度の区分の変更を申請できる。 |
クライアント |
client クライエントともいう。 |
グリーフケア |
rief care 深い悲しみへのケア。 |
グループアプローチ |
group approach 精神機能を維持させたり、日常生活での関心を高めさせたり、他の人々とのコミュニケーションを深めるための集団療法的なテクニック。 痴呆性老人や障害者に対してよく用いられる。 |
グループ活動 |
レクリエーションなどの活動を展開していく際の集団(特に小集団)で行われるものをグループ活動という。 |
グループプロセス |
group proces 集団過程とも呼ばれる。 |
グループホーム |
group home 痴呆対応型共同生活介護ともいう。 痴呆性老人が家庭的な雰囲気のなかで過ごせる、食事、入浴、排泄などの日常生活の支援や機能訓練が受けられる介護サービス |
グループワーカー |
group worker グループワークを行う社会福祉援助者をいう。 |
グループワーク |
group work 集団援助技術、
ソーシャルワークのひとつの方法。 個人や集団に対して、メンバー同士で話し合ったり、課題を設定してそれらに取り組んでゆくこと。 |
グループワーク過程 |
グループワークの中で生じる新たな活動。 |
車いす(車椅子) |
手動タイプと電動タイプがある。 |
グレーチング |
格子状・すのこ状の溝フタのこと。 |
け
case conference 事例検討会。 |
|
ケース記録 |
介助や援助の内容を記録したもの。 |
ケーススタディ |
case study 事例研究。 |
ケースマネージメント |
case management 援助を効率的に行うために、利用者のニーズに見合った複数のサービスをネットワークを組んで対処する事を目的とした方法のこと。 ケアマネジメントの項を参照のこと。 |
ケースワーカー |
case worker 問題を抱えている人を援助して、その問題を取り除いたり軽減させる仕事をする医療分野の専門職 |
ケースワーク |
case work 個別援助技術。 |
ケア |
care ケアの用語を使って語られている諸現象は非常に多様であって、現在のところ介護と全く同意語であるとはいえない。 しかしケアは、本質的に気遣うことをして
その人の願っているように助ける、愛を込めて注意して見守り、必要あらば保護したり助けたりする、という意味がある。 |
ケアカンファレンス |
care conference サービス担当者会議。 |
ケアガード |
主として扉に付ける鍵の一種で、リモコンによって施錠と開錠ができる装置の商品名 |
ケアコーディネーション |
care cordination 居宅介護支援の項を参照のこと。 |
ケアコーディネーター |
care cordinator 介護を必要とするひとに対して、必要とするサービスや支援と結びつける調整を実施する職業。 |
ケア付き住宅 |
自立して地域で暮らすための一手段としての住居形態。 集合住宅形式をとり、緊急時の医療サービスや日常の各種のサービスを併せもつ。 |
ケアハウス |
care house 介護利用型軽費老人ホームともいう。 |
care package 介護保険制度のもとでは、介護サービス利用者の要求をアセスメントに基づいて組み合わせ、ひとまとめにされた複数のサービスをいう。 |
|
ケアベッド |
care bed ギャッチベッドのこと。 |
ケアプラン |
care plan 別称:介護サービス計画。 |
ケアマネジメント |
care management 介護支援サービス、ケースマネジメント、居宅介護支援、指定居宅介護支援ともいう。 |
ケアワーカー |
care worker 福祉の現場で介護や援助に関わるサービス援助者のこと。 |
経管栄養 |
口から食物摂取が困難な場合に、 管を利用して、濃厚流動食を直接、胃などの内蔵に送り込み、栄養の補給、体力維持、回復につとめること。 |
軽費老人ホーム |
家庭環境、住宅事情などの理由で自宅で生活することが困難な高齢者が、低額な料金で利用し、健康で明るい生活を送ることを目的とした施設。 A型とB型、C型に分かれており、給食サービスのあるA型、自炊が原則のB型、食事以外にも必要な場合外部のサービスを利用できるC型という分類になっている。 |
化粧をすることによって、内面から明るくなることをめざすこと。 その人自身が持つ自分のイメージを外見を整えることで、そのイメージに一致させること。 |
|
傾眠 |
意識混濁の軽い状態で、うとうとしている状態。 刺激があると一旦は目覚めるが、そのまま放置すると再び眠ってしまう状態。 |
ケリーパッド |
Kelly pad 洗髪パッドともいう。 |
健康自己評価 |
自身の判断で「いま健康だと思えばそれで健康である」する考え方。 客観的、医学的な状態は考慮に入れず主観的な自己の健康度のみを評価する考え方。 |
言語障害 |
言語能力に支障をきたしていること。 聴覚障害に伴うことも多い。 |
言語療法 |
speech therapy 【略称】ST 聴能訓練ともいう。 |
言語療法士 |
speech therapist 【略称】ST 言語治療士ともいう。 |
健側 |
体の片側のみに運動機能障害が出た場合、体を右と左に分け、障害を受けていない身体側。 障害のある側の身体については、患側(かんそく)と呼ぶ |
幻聴 |
幻覚の一種で、周囲の人には聞こえない声や音が聞こえること。 精神疾患や慢性薬物中毒やアルコール依存症などでも現れる。 |
見当識 |
自分が今どういう状態にいるかという認識のこと。 |
見当識障害 |
上記の見当識に障害を受けた状態のことをいい、失見当識ともいわれる。 |
減額証 |
介護保険制度のもとで、利用料が減額の対象の場合、保険証とは別に送付される証書。 |
限度額 |
介護保険制度のもとでは、要介護度によって決められているサービスを利用できる上限の額。 区分支給限度基準額や、区分限度基準単位とも言う。 |
減免措置 |
介護保険料やサービスの利用分の負担分を減額する措置。 市区町村によっては、低所得者の方の場合、半額や全額を免除している所もある。 |
現金給付 |
「サービスの提供」という形で保険給付を行うのではなく、家族による介護などに対して現金を支払うこと。 |
健康 |
身体的に安楽、精神的に安心、社会的に安全な状態、ひとことで言えば、心身の快適な状態。 なお、世界保険機構(WHO)の定義では、以下の通りである。 |
現物給付 |
介護保険制度のもとで、介護サービスにかかった費用の支給ではなく、介護サービス自体が利用者(受給者)に直接給付されること。 サービスを利用する時、利用者が介護給付費の1割を負担さえすれば、サービス提供者に支払えば良いとする仕組み。 |
自らの権利や福祉のニーズを表明することが困難なひと(寝たきり、痴呆性高齢者や障害者など)に代わって、その権利やニーズ表明すること。 アドボカシー(アドヴォカシー、advocacy)ともいわれる。 |
こ
コード表 |
介護保険制度のもとでは、介護サービスの利用票に記載するサービスコードの一覧。 |
ゴールドプラン |
gold plan 「高齢者保健福祉推進十か年戦略」の通称
なおこの内容は1994年に見直され、「新・高齢者保健福祉推進十か年戦略」(新ゴールドプラン)が定められた。 |
広域連合 |
介護保険制度のもとでは、保険の加入者が少ない市区町村が、近隣の市区町村と共同して介護保険を運営すること。 財源に不安があったり、サービスの提供に支障があると判断した場合に行われる。 |
構音障害 |
声を出して発音する機能が損なわれている障害。 脳卒中による麻痺などにより口腔周囲の運動機能が損なわれたりした場合は、運動障害性構音障害とも言う。 |
高額介護サービス費 |
介護保険制度のもとで、介護サービスを利用し、利用者負担額が一定の額を超える場合、その超えた分を市町村が支給する制度。 支給される額は世帯の所得に応じて違う。
|
高額介護サービス費 |
利用者負担額の支払いが困難なひとに対し、高額介護サービス費を貸し付ける制度。 |
口腔ケア |
口の中をを清潔に保つこと。 狭義では、歯垢や食物の残りかすを取り除いたり、歯慶き、うがいをすること。 |
高血圧 |
血圧が異常に高くなった状態。 最大血圧で160ミリ以上、最小血圧で95ミリ以上の場合が高血圧症。 様々な心疾患や脳血管障害の原因となる。 食事やストレスなどに注意することで、軽くすることもできる。 |
高齢者を2つの時期に分ける場合は、75歳以上の高齢者をさす。
オールド・オールドともいう。 |
|
拘縮 |
筋肉や皮膚など、関節周囲の軟部組織が伸縮性を失って固くなり、その結果関節の動きが悪くなる状態のこと。 間接を使わないでいると間接の回りの弾力性の組織が弾力を失い、さびつく。特に足首がなりやすい。 |
更新申請 |
介護保険制度のもと、利用者が有効期間の満了も引き続き保険給付の介護サービスを希望するとき、手続きしなくてはならない申請。 つまり更新認定を申し出ること。 |
更新認定 |
介護保険制度のもと、利用者が有効期間の満了も引き続き保険給付の介護サービスを希望するとき、申請をして受ける認定のことをいう。 現在の認定は、有効期間が満了するまでにうけなくてはならない。 |
更正施設 |
身体障害者、精神障害者を対象とした自立を目的にした施設。 生活保護法に基づく保護施設のひとつ。設置主体 は都道府県、市町村、社会福祉法人、日本赤十字社。 |
公費 |
介護保険制度のもとでは、介護サービスの利用料金のうち保険料による負担の部分をさす。 |
高齢化 |
国際連合の規定では65歳以上のひとが人口の7%を超えること。 この割合を高齢化率という。 |
高齢化社会 |
国際連合(国連)の規定では65歳以上のひとが人口の7%を超えた社会をいう。 |
高齢者 |
国際連合(国連)の定義は65歳以上のひと。 日本の国内法には、はっきりした定義はない。 |
高齢社会 |
65歳以上の人口が総人口の14%を超えた社会。 |
高齢者サービス調整チーム |
高齢者社会のニーズに対応し、もっとも適切なサービスが提供できるように、保健、福祉、医療、介護保険等に関係する各種のサービスを総合的に調整、推進することを目的として市区町村の条例ももとづいて設置されている組織。 |
高齢者住宅増改築相談・ |
1990年(H2年)自治体によって始まった事業。 1996年(H8年)住宅金融公庫、年金福祉事業団(現・年金運用基金)によるバリアフリー住宅への低利融資制度となえるとともに、対象を高齢者に限定しなくなった。 |
高齢者生活福祉センター |
おおむね60歳以上の高齢者(地域によっては65歳以上)のひとり暮しの人や夫婦のみの世帯であって、高齢等のため、自宅で生活することに不安のある人に、一定期間住居を提供し、居住機能と地域での交流機能を総合的に活用し、安心して健康で明るい生活を送れるよう支援する施設。 元々は過疎地の高齢者に対する介護支援システムとして山村や離島などに設置されていたが、1998年以降は立地の制限がなくなり全国で設置されている。 センターは、デイサービスセンター等に居住部門をあわせ整備した小規模多機能施設であり、高齢者に対して、介護支援機能、居住機能及び交流機能を提供することを目的としている。 利用料は収入に応じて0~5万円。その他に水道光熱費等の実費がかかる。 |
高齢者向け |
高齢者が安全に安心して居住できるように、「バリアフリー化」され、「緊急時対応サービス」の利用が可能な賃貸住宅。 また、高齢者の生活を支援するため
に、任意の付加的サービスを提供したり、社会福祉施設等を併設することで、より安心して住み続けられる住宅とすることもできます。 |
高齢化率 |
65歳以上の人口が総人口にしめる割合。 |
後輪/車椅子 【こうりん】 |
自走用の場合は駆動輪、介助用の場合は主輪ともいいます。 大きさは、一般的に自走用では22~24インチ、介助用では12~20インチです。 タイヤには空気の補充が必要なエアタイヤ エアタイヤはクッション性が良好で屋外でも使用ができます。 |
誤嚥 |
水や食べ物や唾液などを食道でなく気管のほうに入って、むせてしまう状態。 |
誤嚥性肺炎 |
誤嚥した植物が気道や肺に入って起こる肺炎。 |
小刻み歩行 |
歩幅が狭く、足をほとんど上げない歩き方のこと。 |
呼吸不全 |
呼吸機能の低下のために血液中の酸素濃度が低下して、二酸化炭素の濃度が上昇すること。 呼吸困難を伴うことが多い。 |
国保連 |
国民健康保険団体連合会の略称。 国民健康保険団体連合会の項を参照のこと |
国民健康保険 |
国民健康保険の保険者が共同してその目的を達成するために設立する公益法人。 各都道府県に一つずつ設立されている。 国民健康保険に関して、診療報酬(レセプト)の審査や支払といった事務処理を一括して行っている。
|
コスメセラピー |
cosme-therapy 化粧療法の項を参照のこと。 |
コスメティックセラピー |
cosmetic therapy 化粧療法。 |
骨粗鬆症 |
カルシウム不足から骨の密度が減少し、骨がスカスカになり折れやすくなる病気の事。 女性のホルモンの分泌量が減った閉経後の女性に特に起こりやすい。 |
個別援助技術 |
個別援助、個別援助活動、ソーシャルケースワークともいう。 支援が必要なひとの生活課題の解決を個別に援助する方法。 |
コミュニケーションエイド |
communication aid 【略称】CA コミュニケーション補装具とも言う。 |
コミュニティケア |
community care 地域における保健、医療、福祉の複合的な提供システム。 |
コミュニティワーカー |
community worker 社会福祉に関する専門知識を有し地域援助にあたる専門識者。 |
コミュニティワーク |
community work 地域援助技術。 |
コメディカル コメディカルスタッフ |
co-medical 医師以外の医療従事者のこと。 |
コルサコフ症候群 |
IQは正常なのに、新しいことが全く記憶できない症状。 記銘力障害、失見当識、作話、逆行健忘を主症状とする。 |
混合型認知症 |
病理学的にはアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症が同程度に混同している認知症を意味する。 認知症の10~20%を占めるとされる |
昏迷 |
突然眠り込んだようになって、あらゆる呼びかけや刺激に応じなくなった状態。 意識障害を起こしたようにも見える。 |
コンプライアンス |
compliance 指示された処方内容に従って服薬すること。 |
さ
サービス区分 |
介護保険制度においては、介護サービスの種類をいう。 施設サービス、在宅サービス(居宅サービス)の区分がある。 |
サービス計画届出書 |
ケアプランの業者を決定したという事を、市区町村に提出する届出。 |
サービスコード |
service code 介護保険度において提供される介護サービスの利用票に記載される記号。 |
サービス担当者会議 |
ケアカンファレンスの項を参照のこと。 |
サービスパッケージ |
service package ケアパッケージの項を参照のこと。 |
座位 |
上半身を90度、もしくはそれに近い状態で起こした姿勢のこと。 |
在介センター |
在宅介護支援センターの略称。 在宅介護支援センターの項を参照のこと。 |
原則として65歳以上の在宅で寝たきり高齢者などを家庭での介護する家族の負担を軽くするため、在宅介護の指導や生活上の悩みなどに関する相談に応ずる機関。 |
|
在宅介護者教室 |
在宅介護を行っているひとたちの情報交換と交流を目的に実施するもの。 在宅生活の質の確保と向上のために、介護する家族が、さまざまな情報を得るところ。 |
在宅ケア支援施設 |
老人保健施設のひとつ。 在宅サービスを実施する機能のこと。 |
在宅三本柱 |
高齢者の在宅福祉サービスの3つの中心的な事業。 ホームヘルプサービス、ショートステイサービス、デイサービスをさす。 |
在宅福祉サービス |
居宅・地域社会において提供される社会福祉サービスの総称をいう。 ホームヘルプサービス、短期入所(ショートステイ)、デイサービス、タイムケアなどがある。 |
occupational therapy 【略称】OT 心身に障害をもったひとに、そ様々な作業活動や生活動作の訓練などを通して、諸機能の回復、維持や開発を促す作業活動を用いて治療、指導、援助を行うこと。 |
|
occupational therapist 【略称】OT 上記の作業療法を行い、精神的な活動領域へのアプローチを含めて実行する専門職。 |
|
サテライト型デイサービス |
既存施設活用型日帰り介護 地域の集会所などを衛星(サテライト)局として活用する出前方式のデイサービス事業。 |
疾患や障害や老化の影響から免れて、残された機能のこと。 残存能力とも言う。 |
|
残存能力 |
残存機能の項を参照のこと。 |
し
CGA |
Comprehensive Geriatric Assenssment 老年医学的総合評価の項を参照のこと |
支給限度額 |
介護保険開始当初、在宅サービスにおいて訪問通所サービスと短期入所サービスは別のサービス区分とされ、それぞれについて各サービス合計額となる区分支給限
度額が設定され、訪問通所サービス区分は1か月、短期入所サービス区分は原則6か月という単位で管理されていました。 |
自己覚知 |
対人援助に携わる援助者が自分自身について深く自覚すること。 |
自己決定の原則 |
利用者が何人からも強制されることなく、自己の主体的な意思と判断によって生き方 を選択し、決定し、問題を解決していくなかで真の自己を獲得していくこと。 |
自己実現 |
個人の有する可能性を最大限にいかし、いかすように努めて自分らしく人生を生きて ゆくこと。 |
自助具 |
障害者の残存能力を活かして、自力で日常生活に必要な動作を行えるよう工夫した 道具のこと。 |
事前評価 |
アセスメントに同じ。 |
施設サービス |
介護保険制度のもとで、提供される介護サービスのうちで、施設において受けるサービスのこと。 以下の施設で提供される。
|
施設サービス計画 |
介護保険施設において作成される介護サービス計画(ケアプラン)のことをいう。 |
市町村特別給付 |
介護保険制度のもとで市町村が独自に行う保険給付。 要介護状態や要支援状態と認められた被保険者が受け取る。 |
失禁 |
排尿が不随意的に起こることを尿失禁と言い、肛門括約筋が緊張を失って少量の便が絶えず排泄されている状態を便失禁という。 |
失見当識 |
自分が置かれている状態を正しく認識することが出来なくなる状態のこと。 |
失行 |
からだの機能は保たれていても動作が起こせずに、その行為を行えなくなる状態。 脳卒中によって起こることが多い。 |
失語 |
発声器官や聴覚器官などの障害が原因ではなく、脳挫傷や脳血管障害などによって大脳の言語領域が障害を受けたときおきる。 |
失認 |
感覚器、神経などの障害がないにもかかわらず、感覚器(視覚・聴覚・触角)の能力が失われた状態をいう。 |
指定居宅介護支援事業者 |
居宅介護支援事業者の項を参照のこと。 |
指定居宅サービス事業者 |
介護保険制度に規定されている基準に基づき、都道府県知事が指定した居住サービスを行う事業者のこと。 厚生労働省が定めたサービスの種類ごとに人員や設備、運営に関する基準に沿った居住サービスを行う。 |
指定業者 |
介護保険制度のもとでは、都道府県が規定する基準をみたしている業者のこと。 介護サービスの種類ごとに人員や設備などの基準が違う。 |
orthoptist オーソプティスト。 |
|
シニアコレクティブハウス |
高齢者共同住宅の中でも、比較的元気な高齢者だけを対象とした共同住宅のことを、シニアコレクティブハウジングと呼ぶことがあります。 |
シニア住宅 |
都市基盤整備公団等が中心に推進している高齢者(60歳以上のひと)専用集合住宅のこと。 以下のような特徴を持つ。
|
シャイ=ドレーガー症候群 |
Shy-Drager syndrome 特定疾患治療研究対象疾患のひとつ。 男性の方が女性に比して約3倍位多いとされてる。 |
社会資源 |
老人や障害者の自立を保証するために、あるいはそれを介護する家族や介護者をサポートするために、社会全体として保障するシステムや物のこと。 |
社会的入院 |
医学的には入院治療の必要がなく、ある程度日常生活が出来るにも関わらず、生活の場所や家族の受け入れなどに事情によって入院していること。 |
民間の社会福祉活動を推進することを目的とした営利を目的としない民間組織である。 あくまでも民間組織としての「自主性」を有するが、その社 会福祉協議会長は、全国にある社会福祉協議会のうち約4割で市区村長が兼務しており、自治体との独立性に曖昧なところもある。 社会福祉協議会は、事業体と協議会の2つの側面をもち、事業体としては、介護サービス提供事業者であり、協議会としては、住民・ボランティア・事業者・高齢者や障害者など当事者が参加する協働の組織体である。 全国社会福祉協議会(通称:全社協)、都道府県社会福祉協議会、市区町村社会福祉協議会に分かれる3つのレベルで運営されている。 |
|
社会福祉士 |
高齢者、身体障害者、知的障害者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、そのほかの援助を行う。 社会福祉士法にもとづく国家資格を有した専門職 |
社会福祉法人 |
社会福祉事業法第二条にもとづき、社会福祉事業を目的として設立された法人。 民間での社会福祉事業の公共性を確保するために、民法での公益法人と比べて設立運営に厳しい規定が設けられている。 |
社会保険方式 |
将来的に起こりうる事態に対応するために必要な額を公正に分担して、そこから共同の基金をつくり、その事態に遭遇したひとの救済を行う制度のこと。 介護保険制度での「事態」とは「介護が必要になる」こと。 |
社協 |
社会福祉協議会の略称。 社会福祉協議会の項を参照のこと。 |
シャワー浴 |
浴室までの移動が可能だが浴そうに入ることが難しいひとや、体力の消耗を避けたいひとなどが入浴に変わる方法としてとられる。 |
浴室でつかういすのこと。 シャワーチェア、ふろいすとも言う。 |
|
シャワーチェア |
shower chair シャワーいすの項を参照のこと。 |
住宅改修支援事業 |
高 齢者向けに居室などの改良を希望する者に対して、住宅の改修に関する相談や助言を行う事業とともに、介護保険制度の利用(住宅改修費)に関する助言を行うこと。 介護保険の住宅改修理由書を作成した場合、1件あたり2,000円を支給するもので、支払方法は委託や補助など市町村の実施方法により異なります。 |
援護を必要とする高齢者がいる世帯を対象に高齢者の居室などの改修についての相談や助言、施工者の紹介をおこなう。 |
|
住宅改良ヘルパー制度 |
障害者の居宅を建築関係の専門家が訪問し家屋の構造や障害の程度をふまえた住宅に改造するための適切なアドバイスを行う制度。 |
重要事項説明書 |
事業者やホームの概要、サービス、料金、スタッフの体制などホームに関する、重要な内容を一覧にしています。 国が標準で定めた書式ですのでいくつかのホームを調べるときにわかりやすいです。 |
授産施設 |
身体障害や知的障害の理由で働く機会の得られないひとたちに働く場を提供している福祉施設。 就労のため技の能修得に必要な機会や便宜を与えて、自立を助けることを目的としている。 |
主治医意見書 |
介護保険制度のもとでは、要介護認定の判定に必要な基本資料。 主治医が、身体や精神上の障害の原因である疾病や負傷の状況について意見を書いた書類。 |
手段的日常生活動作 |
instrumental
activity of diary living 一人の人間が独立して生活するための基本的な日常生活(ADL)のほかの動作。 |
巡回型 |
介護サービスのうちで、訪問介護のひとつ。 対になるのが滞在型。 |
巡回型ホームヘルプ |
介護サービスのうちで、訪問介護のひとつ。対になるのが滞在型。 介護サービスの現場では、1日に数回訪問し、必要な介護や援助を行うこと。 |
巡回入浴 |
訪問入浴介護の項を参照のこと。 |
世界保険機構(WHO)が1980年に公開した国際障害分類では以下のように定義されている。
|
|
障害者住宅整備資金 |
1987年に始まった事業。 財源は年金積立金還元融資。 |
障害者の権利宣言 |
すべての障害者の生活経済面における権利保障は、障害への配慮とともに通常の国民と同等の生活条件のもとにあるべきとするノーマライゼーションの考えに基づいて1975年に国連で採択された権利。 |
障害の三つのレベル |
世界保険機構(WHO)が1980年に公開した国際障害分類で以下のように定義されてたことに由来する、障害の分類で、障害を3段階の階層でとらえること。
内容は障害者の項を参照のこと。 |
償還払い |
介護保険制度のもとでは、介護サービスを利用したひとが、その費用の全額を一旦支払ったのち、申請を出して、その費用の9割が払い戻しされること。 |
処遇記録 |
福祉や介護の課程と内容を記録したもの。 |
処遇目標 |
福祉サービスや援助をするうえでの目標のこと。
|
食事療法 |
病気の治療のためや病状を好転させるため、病人に一定の食事を与える治療法。 |
ジェロントロジー |
gerontology 老年学の項を参照こと。 |
ジェロントロジスト |
gerontologist 老年学を研究する学者。 |
寝たきりなどで長期に同じ体位で臥床していると、体の一部が圧迫されて血行が阻害され皮膚に壊疽を生じること。 |
|
ショートステイ |
short stay 老人短期入所保護事業。 |
徐脈 |
安静時の脈拍または心拍が毎分60未満状態をいう。 |
初老期認知症 |
40歳~60歳前後に発病する原因不明の脳疾患のこと。 |
自立 |
介護保険制度のもとでは、介護度の認定をした結果、介護保険非該当(つまり介護保険を使えない)ことをいう。 |
自立生活 |
independent living 【略称】IL
アイエル 障害のあるひとが、介助者や補装具などの補助を伴いながらも心理的に解放された責任ある個人として生きること。 |
自立支援 |
高齢者が自らの意志に基づき、自立した質の高い生活を送ることができるように支援すること。 |
シルバーカー |
自立歩行できる高齢者が、より安定した歩行ができるよう補助的につかう手押し車。 |
シルバーサービス |
silver service 一般的には『概ね60歳以上の層を対象として民間事業者によって市場機構を通 じて供給されるサービス』とされる。 |
シルバー人材センター |
高齢者等の雇用の安定に関する法律に基づいて、原則として1市町村に1カ所の 割合で設置されたセンターのこと。 |
シルバーハウジング・ |
住宅施策と福祉施策の連携により、高齢者等の生活特性に配慮したバリアフリー化された公営住宅等と生活援助員(ライフサポートアドバイザー)による日常生活支援サービスの提供を併せて行う、高齢者世帯向けの公的賃貸住宅の供給事業。 |
シルバーベル |
silver bell 電話のベルの音は聞きとりにくいが、低い音(低周波)なら聞きとれるというひと方のために、300Hz~500Hz程度の低い音をならす装置。 |
シルバーマーク |
silver mark シルバーサービス振興会が行う認定制度で、シルバーサービスを安心して利用できる ように、福祉適合性の観点から品質の基準を定め、この基準を満たすものについて表示されるマーク。 |
シルバーマーク制度 |
シルバーサービス振興会が行う認定制度で、シルバーサービスを安心して利用できる ように、福祉適合性の観点から品質の基準を定め、この基準を満たすものについて シルバーマークを表示するものである。 |
新型特別養護老人ホーム |
全個室でありかつユニットケアが行われる特別養護老人ホームです。 但し、夫婦利用などサービスの提供上必要と認められる場合は1室2名も可。 従来型の特別養護老人ホームが2人部屋や4人部屋が中心であったのに対して、全個室型であることが特徴です。 |
心気症 |
神経症のひとつ。 健康であるのに、自らの微小な生理的現象や身体的現象にこだわり重大な病気があるのではないかと過度に心配し執拗に訴える。 |
人工肛門 |
腸の疾患のため腸の一部を切除し、腸の切断端を対外に出して腸壁に固定し、便を体外に排泄するようにした人工の排泄口(ストーマ)のこと。 |
新ゴールドプラン |
新高齢者保健福祉推進十か年戦略 ゴールドプランを見直したもので、マンパワーの目標数量を提示し、24時間対応のホームヘルパーや特養の基準面積改善などを盛り込んでおり、痴呆性老人対策などの位置付けも行われている。 |
振戦 |
ある一群の筋肉と、その拮抗筋が交互に収縮する不随意的、無目的な身体の一部 の振るえのこと。 |
身体介護 |
身体の介護に関することで、食事、排せつ、衣類着脱、入浴、身体の清拭・洗髪、通院などの介助、そのほか必要な身体の介護。 |
審査請求 |
要介護と認定されなかったり、認定を受けても要介護のランクが低いなど、認定に異議がある場合には、介護保険審査会に対して、不服申し立てを行うことができる。 |
す
吸い飲み |
寝たまま水分を取ることの出来る吸い口の長い容器。 |
スイングアウト |
車椅子のフットレスト(足台)を回転させるように後方にあけることができる機能です。 移乗対象により近づくことができ、介助や車椅子の乗降りに役立ちます。 |
スーパーバイザー |
supervisor 担当するケースについての洞察を深め、自分自身の専門家としての自信や能力、 知識、技術、援助方法を獲得し、また自分が所属する組織での課題を解決することができるような専門家を養成する人のこと。 |
スーパービジョン |
super vision 上記の内容を養成する過程のこと。 |
スクリーニング |
screening 抽出すること。 |
スタビライザー |
stabilizer 福祉用具としては、起立歩行障害者の立位安定装置を言う。 |
ストマ |
stoma / ostomy ストーマ / オストノミー とも呼ばれる。 一般に人工肛門、人工膀胱の排せつ口をさす。ストーマの語源はギリシヤ語の『口』と言う意味の言葉に由来し、ストーマをもった方を『オストメイト』と呼んでいます。 |
ストレッチャー |
stretcher / wheeled stretcher 患者を臥床のまま移送する手押し車のこと。 |
スプレッド |
spread ベッドを覆う布。 |
すり足 |
足を床にするようにして動かすこと。 |
スロープ |
段差や階段などの場所を車椅子利用者や高齢者・幼児が通行しやすいようにつけたれた傾斜した通路の事。 または傾斜した通路を作るための福祉用具。 |
せ
生活援助員 |
LSA:ライフサポートアドバイザー 市町村の委託により、シルバーハウジング、高齢者向け優良賃貸住宅、登録住宅等に居住している高齢者に対して、必要に応じて日常の生活指導、安否確認、緊急時における連絡等のサービスを行う者のことです。 |
清拭 |
身体をふいて清潔にすること。
|
静水圧作用 |
身体に水の重さによる圧力が加わる作用のこと。 |
生保 |
福祉の現場では、生活保護を指すことがある。 |
生保単独 |
生活保護受給中で介護保険に該当しないため、生活保護制度のみの利用すること。 |
成年後見制度 |
認知症や知的障害などによって判断能力を各状況にいる人を保護するための制度。 平成12年4月からスタート。契約を結ぶことや財産を管理できない人に本人に損害が及ばないようにしたり本人の権利を守るものです。 |
整容 |
整髪、洗面、顔そり、化粧、歯磨き、爪切り、着衣などを整えること。 |
世界保健機構 |
略称:WHO 1948年に国連の保健衛生分野の専門機関として設立された。 |
舌根沈下 |
意識障害に陥った際に弛緩した舌が喉頭のほうに落ち込み、気道閉塞を起こすこと |
接近困難事例 |
明らかに支援が必要な状態であるにもかかわらず、本人も家族も援助を求めてこないこと。 |
切迫性尿失禁 |
排尿したくなると我慢できずに漏らしてしまうこと。 |
セルフケア |
self care 自己管理のこと。 |
セルフヘルプ |
self help 保健医療福祉に関連する事柄をはじめ様々な問題や課題に対して、当事者自身が 主体的に行動して、自らの力で問題解決・対処をはかること。 |
前期高齢者 |
65歳~75歳未満のひとをいう。 対比する言葉にオールド・オールドがある。 |
全国社会福祉協議会 |
都道府県の社会福祉協議会と連携し、市町村の社会福祉協議会の運営管理体制の強化や事業の発展を推進していく組織。正しくは社会福祉法人全国社会福祉協議会という。 |
仙骨部 |
背骨の末端で、腰の部分の骨。 |
全社協 |
社会福祉法人全国社会福祉協議会の略称 全国社会福祉協議会の項を参照のこと。 |
尖足 |
アキレス腱の拘縮により、足関節が底屈位を示す変形 |
疝痛 |
一定の時間をおいて周期的に繰り返す強い痛みのこと。 |
喘鳴 |
気道の狭窄や粘液付着の為に生じるヒューヒューやゼイゼイというような呼吸音。 |
せん妄 |
意識障害の一種。 意識混濁と幻覚、幻視、錯覚、不安、不穏、興奮を示す状態をいう。 |
前腕型杖 |
forearm crutch ロフストランドクラッチのこと。 |
そ
ソーシャルワーカー |
social worker 社会事業相談員、社会福祉指導員、社会福祉事業担当指導員、民生委員。 |
social work / social works 社会福祉専門援助技術。 |
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ソーシャルワークサービス |
social work service ソーシャルワークの項を参照のこと。 |
ソーシャルワークス |
social works 福祉サービス一般のこと。 |
早期離床 |
手術後あるいは障害発生後、合併症や体力低下を防止し、社会復帰を早めるため不必要な安静は避け、出来るだけ早く起床や歩行ができるようにすること。 |
装具 |
体重を支えたり、失われた機能の代償、補助、不随意運動の抑制、機能的な肢位の保持、変形の予防と矯正、特定の動作の補助などを目的として身体に装着する器具のこと。 |
相互扶助 |
集団や地域社会において、構成員が社会生活を送るうえで解決が必要な問題を抱えたとき、構成員の間で自発的に助け合い、援助し合うこと。 |
側臥位 |
からだの左側か右側を下にして横たわった状態。 |
措置制度 |
行政が主導的に福祉サービスを受けるべき対象者を選定し、当該者にサービスを給付する制度。 「契約制度」と対をなすもの。公平性や即応性に優れた制度であるが、利用者の選好が働かず、利用者満足度やサービスの効率があがりにくいという問題もある。 |
足浴 |
下肢のみを温湯につけて行う部分的な入浴方法。 |
ソニックガイド |
sonic guide 眼鏡型の視覚障害者用歩行補助機器。 |
ソノスペック |
sonospec 眼鏡型の視覚障害者用歩行補助機器。 |
ソフト便座 |
やわらかい素材の便座。 通常の便座よりも体圧分散性があり、長時間着座時の痛みを軽減します。 |