介護用品の用語集 た~ほ
た
ターンテーブル |
turn table 回転する座面に腰を掛けて向きを変える福祉用具。 |
ターミナルケア |
terminal care 治癒の見込みがなくなった末期患者に対する介護や看護。 |
体温 |
疾患の重傷度や治療効果を判定する上で基本になるもの。 加齢にともなって体温は一般的に低下する。 |
体位交換 |
寝返りなどの体動が自立して行えない場合に、介助によって体位を変えること。 |
介護保険制度のもとでは、65歳以上のひとのこと。 要介護認定を得ることで介護サービスの利用ができる。 |
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介護保険制度のもとで、第1号被保険者が支払う保険料のこと。 第1号保険料は保険料財源の全体から、公費と第2号保険料を除いた分。
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体幹 |
ひとのからだのうちで、一般に胴体と呼ばれる部分。 |
体交 |
体位交換の略称。 からだの位置や姿勢を変えること、同じ姿勢をつづけることで、一定部位に体重がかかると痒みが出たり、うっ血するのを軽減することで褥瘡、肺炎を予防する。 |
滞在型 |
介護サービスのうちで、訪問介護のひとつ。 対になるのが巡回型。 |
滞在型ホームヘルプ |
介護サービスのうちで、訪問介護のひとつ。 対になるのが巡回型。 |
代理受領 |
介護保険制度のもとでは、償還払いを現物給付化すること。 介護サービスを提供した業者は保険請求分を、国民健康保険団体連合会(国保連)に請求をし、利用者に代わって費用の支払を受ける形になります。 |
宅老所 |
介護が必要な老人を受け入れて、小規模デイサービス等を行う法定外の老人施設。 民家などを改造した小規模な所が多く、家庭的なのが特徴。 |
脱水症 |
人間は体重の60%が水分であり、その体液が喪失した状態をいう。 高齢者は若年に比べて細胞内液が少なく、発熱時には特に留意が必要。 |
短期入所療養介護サービス |
在宅で介護を受ける要介護のお年寄りが、指定介護療養型医療施設で受ける短期間の介護サービス(一定の医療サービスも含まれます)。 |
段差スロープ |
屋内では敷居などの段差を、屋外では玄関などの段差を解消するためのもの。 |
端座位 |
ベッドなどに腰かけて座る姿勢。 |
短期入所生活介護 |
在宅での要介護者が、老人保健施設や病院などに短期間宿泊すること。 宿泊するひとに医療処置や管理が必要な場合である。 |
ち
チーム・アプローチ |
team approach 対象者の生活上での問題を解決するために、各種の専門家や素人が援助チームを編成し、問題解決に向けての共同作業を行う手法。 |
チアノーゼ |
cyanosis 毛細血管・静脈を循環する血液の酸素濃度が低く炭酸ガス濃度が高い為、皮膚および可視粘膜が著しく紫色になる現象のこと。 |
地域援助技術 |
community work 地域(コミュニティー)を対象とした社会福祉援助活動のこと。 |
地域福祉 |
理論的には1970年代から展開されてきた。
理念の整理と八法改正により基本的な理念が明記され、ノーマライゼーション理念の尊重や、市町村を中心とした福祉サービスの 総合的な提供、医療・保健などとの有機的な連携、地域主義など計画性のある 実施が望まれるものである。 |
地域リハビリテーション |
障害をもつ人々や高齢者およびその家族が、住み慣れたところで、そこに住む人々と共に、生涯にわたって安全に、いきいきとした生活がすごすことができるように、医療や保健、福祉および生活にかかわるあらゆる人々や期間・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行う活動のすべてをいう。 |
痴呆対応型共同生活介護 |
痴呆対応型グループホームのこと。 単にグループホームという。 |
痴呆性老人 |
脳が広範囲に侵されたために、いったん正常に発達した知能が持続的に低下した状態にある老人のこと。 |
痴呆の評価尺度 |
認知機能障害の評価尺度には、質問式の『改訂長谷川式簡易知能評価スケール』 (HDS-R)や、観察式の『ClinicalDementiaRating』(CDR)などが知られている。 精神症状・行動障害、日常生活動作遂行能力に関しては標準的なものは確立していない。 |
着衣失行 |
脳血管障害の一症状。着衣における単純な行為が知能力の障害の為に不可能となること。 |
中期高齢者 |
高齢者を3つの時期に分けた場合に、75歳~85再未満のひとをさす。 |
長期療養ケア |
long term care 地域の在宅サービスとの連携などによる自宅復帰の支援と、長期療養者に対する医療のこと。 |
駐車ブレーキ |
停止中に走り出さないためのもの。駐車時に使用します。 車椅子、シルバーカー、歩行車などについています。 |
聴力低下 |
加齢に伴うほとんどが老人性難聴で、高音域ほど聞こえにくくなる特徴がある。 |
長座位 |
下肢を伸ばして座位の姿勢をとること。 |
つ
対麻痺 |
左右両側対照的に現れた麻痺を両麻痺と呼ぶが、両下肢の麻痺の場合には対麻痺と呼ぶことが多い。 |
通過施設 |
過程復帰を目指した入所施設のこと。 |
通所介護 |
通称デイサービス 介護保険制度のもとでは、介護老人福祉施設や老人デイサービスセンターなどに行って、入浴や食事の提供などの日常生活の世話や機能訓練などを行うサービスのこと。 |
通所リハビリテーション |
通所介護にリハビリテーションが加わったもの。 |
て
デイケア |
day care / day-care 医療・保健・福祉などの施設において、障害者や虚弱老人、老人性認知症等に対して 日中のケアを提供すること。 |
デイサービス |
day service おおむね65歳以上の要援護老人および身体障害者であって、身体が虚弱または 寝たきりなどのために日常生活を営むのに支障があるものを対象としている。 |
ディスアビリティ |
disability 能力低下。 なお、機能障害はimpairment、社会的不利はhandicapと分類される。詳しくは障害者の項を参照のこと。 |
T字杖 |
握り手の形状がT字をしている杖のこと。 |
ディスポーザブル手袋 |
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ティッピングレバー |
段差などで介助車が前輪を持ち上げるときに、足を乗せて操作します。 |
デイホーム |
day home 広義に、障害者や高齢者が昼間の一定時間、食事やレクリエーションなどをして 過ごす場所を意味する。 |
ディンプル加工 |
手すりの裏側を凸凹処理したもの。 |
ティルト機能 |
ティルト(チルト)とは、英語で傾けるという意味。 車椅子のティルト機能は座面を前後に傾けることのできる機能です。 |
摘便 |
肛門から指を挿入して便をかき出す排泄方法。 |
出隅 |
壁など2つの面が出会ってできる角のこと。 |
手引き歩行 |
視力障害のある人を安全に目的の場所まで誘導する方法のひとつ。 |
電子白杖 |
杖に超音波センサーや近赤外線センサーが組み込まれ、杖が届く少し先の範囲の障害物を探知し、杖の握り部分が振動することによって使用者に伝える。 |
転落 |
ベッドから落ちること。 |
と
トイレ誘導 |
介護者が時間を見計らって声かけを行いトイレに行くことや、排尿・排便を促すこと。 |
疼痛 |
生体組織の損傷や損傷を起こす刺激が、神経系を通じて脳に引き起こす感覚のこと。 |
導尿 |
排尿が困難な患者に対して行われ、尿道カテーテル、介護者による間欠的導尿などがあります。 |
独語 |
相手なしにかわされる、いわゆる独り言のこと。 |
特定公共賃貸住宅 |
「特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づき、地方公共団体が国の補助を受けて建設・供給する住宅ですが、収入要件を公営住宅の場合より上に設定した中堅所得者を対象とした住宅。 大阪府の場合だと住宅内の段差解消や浴室に手すりの設置など、世代を超えて快適安心に暮らせるよう設計されていることや、新築時の家賃負担が軽減できる家賃減額(補助)制度が魅力の住宅です。 |
特定施設入所者生活介護 |
有料老人ホームで行う介護サービスが、介護保険の居宅サービス給付対象になるための指定、指定を受ければ通称「特定施設」と呼ばれる。必要な条件として、人員、設備、運営に関する基準を満たしこと。 都道府県知事から事業者指定を受けることが必要。 |
特別徴収 |
介護保険制度のもとでは、第1号被保険者が保険料を支払い方法として、年金からの天引きされること。 |
特別養護老人ホーム |
65歳以上の者であって、身体上または精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし、かつ居宅においてこれを受けることが困難なものの入所施設。 |
特浴(特殊浴/機械浴) |
介護保険施設などの特殊浴槽、機械浴用浴槽を使って入浴すること。 座浴(車椅子に座ったまま入れるお風呂)、機械浴(寝たまま入浴できるお風呂)などの設備もチェック。 |
特例居宅介護 |
居宅介護支援事業者から供託介護支援を受けたとき給付される。 以下の3つのいずれかに該当する場合に給付される。
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特例居宅介護サービス費 |
介護保険制度のもとで、特例として行われる給付のこと。 以下の3つがある。
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特例許可老人病院 |
急性期の患者ではなく高齢慢性疾患患者を介護やリハビリテーションに力点をおいた療養の場に特化して対応する病院。 1983年(昭和58年)特例許可老人病院として制度化された。 |
または褥瘡(じょくそう)とも言う。 皮下の血液の循環が悪くなることで発生する。 |
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閉じこもり症候群 |
体力低下などの身体的要因、高齢に伴う活動意欲の低下などの心理的要因などにより家に閉じこもりがちになってしまうこと。 |
トランスファー |
transfer 車椅子からベッド、あるいは便器などの移動の動作をいう。 立位トランスファーとは、 介助の有無に関わらず片足または両足で立った姿勢で移動を行う場合をいう。 |
な
ナーシングホーム |
nursing home 欧米の障害者・高齢者施設。 |
ナイトケア事業 |
night care 夜間の介護が困難な痴呆性老人などを夜間のみ預かるサービスのこと。 |
ナショナル・ミニマム |
national minimum 国民が生活していく上での必要最低限度の条件。 |
に
2次判定 |
介護保険制度のもとで、介護認定審査会がおこなう判定。 1次判定の結果で、要介護度か要支援の判定を変更するかどうかを合議して判定を行う。 |
日常生活動作 |
ADLの項を参照のこと。 |
入眠障害 |
睡眠時に寝つきが悪いこと。 |
尿失禁 |
ぼうこうにたまった尿が本人の意志に反して、または無意識のうちに漏れてしまう状態のこと。 腹圧性、反射性、切迫性機能性尿失禁がある。 |
尿閉 |
膀胱内に尿が充満しているにも関わらず、これを自分で排出できない状態をいう。 |
介護保険制度のもとでは、介護度を判定するためのにケアマネージャーが訪問して行う調査。調査票を作成し、認定審査会に提出する。 概況調査・基本調査・特記事項とで構成される。 |
ぬ
布おむつ |
布できたおむつ。 使い捨てではなく、洗濯して繰り返して使う。 |
布おむつカバー |
布おむつを覆うもの。 使い捨てではなく、洗濯して繰り返して使う。 |
ね
寝たきり度判定基準 |
障害老人の日常生活自立度をJ・A・B・Cの4段階に分類し、それぞれ『生活自立』 『準寝たきり』『寝たきり』『重度寝たきり』の順とわけること。 |
寝たきり老人 |
骨折や脳血管障害の後遺症などで寝たままの状態が続いて、身体的に筋骨の萎縮 や関節拘縮、起立性低血圧などの循環器機能の低下などが起こり、床に伏せった 状態が固定化した老人のこと。 |
ネブライザー |
nebulizer 噴霧器。 |
の
脳血管性認知症 |
何らかの原因で脳の血流が障害され、脳の血脈循環が低下し、脳に酸素が不足して 神経細胞が壊死に陥った結果として起こる認知症のこと。 |
膿盆 |
包帯交換の時の汚れたガーゼ、使用済みのピンセットなどを受ける器。 |
能力低下
(能力障害) |
機能障害のために日常生活でも自立能力に問題が起こった状態で、いわゆるADL (日常生活動作)障害のこと |
ノーパンクタイヤ |
タイヤ内部にポリウレタンなどが詰まってて、空気の補充が必要ないタイヤ。 介護施設や病院などで使用されることが多いです。 |
ノーマライゼーション |
normalization すべての障害者が、整備面や制度面で障害を持たないひとと同じ生活水準で同じ生活様式を送れるようにすること。 |
は
パーキンソン病 |
Parkinson / Parkinson’s disease 【略称】PD 手足がふるえたり、筋肉の硬直によって動や歩行が不自由になり、瞬きや眼球運動が困難になる神経変性の病気。 多くの場合老年に発病する。 |
徘徊 |
目的がはっきりしないまま歩き回ること。 幻聴や妄想に左右されて歩くこともある。 |
配食サービス事業 |
高齢者単身世帯や高齢者のみの世帯で、食事の調理が困難な場合に定期的に訪問し、栄養バランスのとれた食事を提供すること。 |
配合禁忌 |
相互の化学作用によって変化が生じやすい為、配合を避けたほうがよい薬剤の組み合わせのこと。 |
バイタルサイン |
vital signs 【略称】 VS 具体的に呼吸、脈拍、体温、血圧、意識状態、瞳孔の対光反射など。 |
排尿障害 |
一般には尿意を感じても尿を容易に出せない状態をいう。 |
ハイポリマータイヤ |
車椅子のタイヤの種類。 発泡ウレタン製で空気管理の必要がなく、
クッション性もあります。 施設や病院で多く使われています。 |
廃用性症候群 |
心身の不使用が招くさまざまな機能低下のこと。 |
廃用性認知症 |
心身の不使用が招く脳の機能低下によって起こる認知症のこと。 |
白衣性症候群 |
血圧を測る時、医師や看護師が測定した際に血圧が上昇すること。 |
長谷川式簡易知能 |
老人のおおまかな知能障害の有無とその凡その程度を判定することが出来る。 5分~10分くらいで判定出来、31点以上が正常、30.5以下が軽度・中度・高度異常 の3段階に分けられている。 |
バックレスト |
back rest 背上げ機能をもたないベッドや布団を使用している場合に上半身を起こして背部を 支えるためのL字型様器具。 |
パラメディカルスタッフ |
paramedical staff コメディカルスタッフの項を参照のこと。 |
barrier free 老人や障害者が活動しやすい環境をさす。 |
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バルーン・カテーテル |
balloon catheter 主に泌尿器科で用いるカテーテルのことで、管腔が2本あり1本が先端の風船状の袋に通じている。 |
ハルンバッグ |
urine collection bag 蓄尿袋。膀胱留置カテーテルを使用している場合、そのカテーテルから排せつされた尿をためておく袋。 |
半座位 |
上半身を起こした状態。 ギャッジベッドやバックレストを用いて上半身を起こす。 |
ハンディキャップ 【はんでぃきゃっぷ】 |
handicap 世界保険機構(WHO)が1980年に公開した国際障害分類では、以下のように定義されている。 |
ハンディキャップド |
handicaped 障害者のこと。 |
ハンディキャブ |
handy cab 車いすを利用しているひとがの外出を容易にするために改造された、乗用車。 |
ハンドリム |
hand rim 車いすの後輪の外側に着いている、車輪よりもひとまわり小さな輪の部分のこと。 |
ひ
ピアカウンセリング |
peer counseling 自立生活を達成リテイル障害者が、自らの体験にもとづいて、ほかの障害者の相談に応じ、生活上の困難を克服するために助力すること。 |
PSW |
psychiatric social worker 精神科医療ソーシャルワーカー |
PT |
physical therapist 理学療法士のこと。 |
フィランソロピー |
philanthropy 日本では慈善活動、民間公益活動、ボランティア活動、奉仕活動などのことをさす。 |
膝折れ |
麻痺側の膝に力が入らず、立位時に膝が曲がる状態。 |
左側臥位 |
体の左側を下にして寝ている状態のこと。 |
ピック病 |
Pick’s disease 初老期認知症の新しいタイプ。 |
被保険者 |
保険に加入している人で、その保険の対象なる人。 無拠出か拠出かの違いは問わない。 |
被保険者証 |
被保険者であることを示すもの。 |
評価 |
介護保険制度のもとでは、介護度を決めるための判断。 |
疲労 |
以下の3つのうちの1つが見られる状態。
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頻尿 |
排尿の回数が多くなる状態で、昼間10回以上、夜間は2~3回以上をいう。 |
ヒューマンケア |
human care 狭義では、ひとがひとのケア(世話、心くばり)をすること。 |
ヒューマンディグニティ |
human dignity 人間の尊厳や品位を表す。 |
ふ
フードガード |
food guard 皿の上の食物をこぼさないですくえるように、皿に取り付ける囲いのこと。 |
ファラー位 |
半座位ともいい、上半身を45度起こした体位のこと。 |
フェイスシート |
face sheet 介護記録や援助記録で、サービス利用者本人やその家族の状況を一覧で表したもの。 |
フォーマルサービス |
formal service 介護保険や医療保険などで給付されるサービス。 費用は保険料や税金でまかなわれることが一般である。 |
不完全麻痺 |
運動麻痺の程度が軽く、脱力があってもある程度運動が可能な状態のこと。 |
福祉住環境コーディネーター |
高齢者や障害者が住みやすい住環境を整備するために調整する人。 1級から3級まであり、受験資格はいらず、誰でも受験することができる。 |
福祉八法改正 |
福祉関係八法改正 戦後の日本社会福祉体制の見直しとそれにともなう法律改正が徐々にすすんできたが、その集大成として、1990年(平成2年)、下記の社会福祉関係の法律で八つが同時に改正された。
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福祉用具の研究開発及び |
通称「福祉用具法」 第1条の目的には次のように記されています。 |
福祉用具の日 |
毎年の10月1日 この日になったのは1993年(平成5年)に定められた「福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律」(通称「福祉用具法」の施行日にちなんだため。 |
福祉用具プランナー |
福祉用具を必要とする高齢者や障害者に対し、適切な福祉用具の選択や使用方法を指導する事のできる専門家。 |
福祉用具法 |
福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律の項を参照のこと。 |
普通徴収 |
介護保険制度のもとで、第1号被保険者が保険料を支払う方法のうち、金融口座の振り替えか、金融機関からの振り込み。 |
福祉事務所 |
社会福祉事業法により設置され、法律上の名称は『福祉に関する事務所』という。 生活保護法をはじめとする福祉六法を司る福祉行政の中心的現業機関。 都道府県と市は必ず設置しなければならず、町村は任意設置。 |
福祉人材センター |
社会福祉事業法第70条に基づき、福祉マンパワー確保のための業務を行う社会福祉法人。 都道府県ごとに1ヶ所、都道府県知事が指定する。 |
福祉六法 |
生活保護法、児童福祉法、身体障害者福祉法、精神薄弱者福祉法、老人福祉法、 母子及び寡婦福祉法のこと。 |
不潔行為 |
排泄物などを周囲に放置したり、隠したり、いじったりすることなど。 |
浮腫 |
体液が異常に組織の隙間に溜まってむくんでいる状態をいう。 |
不消化便 |
食物が消化されず便の中にそのまま残って排泄された状態で、下痢を伴うことが多い。 |
不随意運動 |
本人の意志と関係なく、指の震えなど様々な動きが生じる状態のこと。 |
物理療法 |
理学療法のひとつで、電気、熱、光線、機械、吸入などの薬物以外の物理的手段をもちいる 治療法のこと。 |
プッシュアップ |
push up / push-up 下半身が不自由なひとが、ベッドと車いすの間などを移乗するときに行う動作。 |
フットレスト |
foot rest / footrest 車いすの足を乗せる部位。 |
不定愁訴 |
漫然とした身体的愁訴が主体で、これに見合う器質的疾患の裏付けがない主観的な 訴えのこと。 |
部分介助 |
クライエントの能力に合わせて介助の程度を調節し、セルフケアの能力や自立を促したり、リハビリテーションの効果を得る意味で重要な介助方法。 見守りながら必要な時には手を貸す姿勢をとること。 |
部分浴 |
就床患者の身体を部分的に浴することで、清潔を保つ方法。 |
プライマリ・ケア |
primary care 医療における人間性の喪失、医療の継続性の断絶、個人や社会の医療費負担の激増、 資源の適正配分・適正利用などの問題に対して、『初期診療の充実』『継続医療の保証』 『患者の立場に立った医療』『保健活動をも重視した住民参加型の総合的地域医療保健 システムの確立』などを基本的な要件に掲げた、包括的な活動のこと。 |
ブラケット(手すり) |
手すりを支える金具(まれに樹脂製もある) |
プラシーボ |
placebo 偽薬(ぎやく)のこと。偽薬の項を参照のこと。 |
プラシーボ効果 |
placebo プラシーボ(偽薬)にもかかわらず、もたらされる症状や効果のことをいいます。 |
プラシーボ治療 |
placebo プラシーボ(偽薬)を用いた治療。つまり薬用の治療は施していないこと。 |
プラセボ |
placebo 偽薬(ぎやく)のこと。偽薬の項を参照のこと。 |
フラッシュベル |
flash bell 電話がかかってきた時、ベルの代わりに、ライトが3秒に1回程度点滅(フラッシュ)して知らせる装置。 |
へ
ペースメーカー |
pace maker / pacemaker 【略称】PM 心筋に人工的に刺激を与えて規則正しい心拍動を回復させる方法で、体外式・体内 植え込み式ペースメーカーがある。 |
変形性関節症 |
関節軟骨の変形、関節への負荷過剰などが原因で、関節の炎症や変形が起こるもので、膝関節に多い。 |
ほ
ポータブルトイレ |
portable toilets 持ち運べる腰掛け便器。 |
ホームケア |
home care 在宅介護のこと。 |
ホームヘルパー |
helper /home attendant / home care worker / home help 訪問介護員。 |
ホームヘルプ |
home help 下記のホームヘルプサービスの項を参照のこと。 |
ホームヘルプサービス |
home help service 寝たきり老人や介護を要する老人性認知症、疾病等による身体が衰弱老人など身体上 又は精神上の障害があって、日常生活を営むのに支障がある老人の家庭に対して、ホームヘルパーを派遣し老人の日常生活の世話を行い、老人が健全で安らかな 生活を営むことができるよう援助を行う事業のこと。 |
訪問看護 |
在宅の療養生活を支援するために、看護職が療養者および家族を訪問して専門的なサービスを提供すること。 現在は4つの形があり、自治体からの訪問看護(訪問指導)、医療機関からの訪問 看護、訪問看護ステーション、企業による訪問看護がある。 |
訪問看護ステーション |
訪問看護を実施する事業所のこと。 介護保険法に基づき、サービス提供事業者として都道府県知事の指定を受けた事業所も、健康保険法に基づき、都道府県知事の指定を受けて訪問看護をおこなう事業所も、同じ名称で呼ばれる。 |
訪問調査 |
認定調査の項を参照のこと。 |
訪問調査員 |
要介護認定申請者を訪問し、心身の状況や生活環境等を調査する者。 市区町村または保健所の職員、もしくは市区町村から委託を受けた指定居宅介護支援事業者や介護保険施設の介護支援専門員(ケアマネジャー)が担う。 |
訪問通所系 |
介護や福祉のサービスでは、サービスの提供者が利用者の自宅へ訪問して行うサービスのこと。 公的介護保険では、訪問介護、訪問入浴、訪問看護、訪問リハビリ、通所介護(デイサービス)、通所リハビリ、福祉用具貸与といった7種類のサービスのことを言う。 |
ご自宅のお風呂での入浴が困難な方に対して、ご自宅に訪問し、専用の浴槽を使って入浴を介助するサービス |
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保険料 |
公的や民間を問わず各種社会保険で被保険者(加入者)が支払う金銭。 保険料を支払うことで保険のサービスや給付が受けられることが拠出性という。 |
歩行用の福祉用具のひとつ。
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歩行車(歩行補助車) |
車輪の付いている歩行器で、屋外での使用を目的とした歩行補助具。 歩行困難な方が、歩行するさいに体を支えたり、つかまりながら歩行するための補助具です。歩行訓練・歩行の安定などに用います。 |
補高便座 |
膝に痛みがあり、トイレの座り込みや立ち上がりが難しい方は、 |
歩行補助具 |
T字杖、松葉杖などの各種の杖や、歩行器をさす。 概念上では、下肢装具などは歩行補助具としては含まれないとするのが一般的。 |
補助具 |
身辺全般にわたる身体障害者のための便利な道具。 歩行補助具、食事用補助具、排泄補助具など各種の補助具がある。 |
ホスピス |
hospice 病気の回復がみこめない末期の患者を対象としてターミナルケアを行う施設。 身体的な苦痛からの開放のみならず、死の不安に対しての援助を医師、看護師、ケースワーカー、宗教家などがチームとなって専門的に行うところをいう。 |
訪問入浴介護 |
浴そうを積んだ自動車で要介護者の自宅まで出向いて行う入浴の介護。 介護者が3人?4人を1組として行動する。 |
訪問リハビリテーション |
要介護者等に対して、その人の自宅を訪れ、理学療法、作業量本、その他の必要なリハビリテーションを行うこと。 |
hot pack 温熱療法のうちで最も一般的なもので、温熱ホットパックと乾熱ホットパックの2種類がある。 加温槽や電子レンジなどであらかじめ80度くらいに温めておき、バスタオルなどにくるみ患部において暖めるものを温熱ホットパック(most
heat)という。 ホットパックをビニールでくるむのを乾熱ホットパック(dry heat)という。 |
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ボディメカニクス |
body mechanics 人間工学の用語で身体の骨格、筋、内臓等の各系統間をどうすれば最も効果的に 使用できるかという力学的相互関係を科学的にみ |